【「ケガは癖になる」は本当?】ケガ歴のある選手とない選手での発症率を調査しました
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投稿者:亀山顕太郎整形外科クリニック管理部長 理学療法士
【「ケガは癖になる」は本当?】ケガ歴のある選手とない選手での発症率を調査しました
「ケガは癖になる」
そんなことが言われますがそれは本当なのか?
実際にケガ経験者と未経験者でケガの発症率が変わるのかどうかを調べてみました。
今回の対象は、小学校高学年の少年野球チームです。
結果は図の通りです。
野球なので肘と肩について調べましたが、
肩の既往歴がある選手は、ない選手に比べて、1.3倍
肘の既往歴がある選手に至っては、ない選手に比べて、1.7倍投球障害を発症しやすいことが分かりました。
今回の野球チームでは、ケガの既往歴のある選手の約50%がまた発症していました。
ここから言えるのは、
①最初のケガを防ぐことが重要
②既往のある選手は、他の子よりも2倍も3倍も気をつけること
③それだけでなく、原因となっている部分や体の使い方を改善するなどが重要であること
だと思います。
野球以外のスポーツや他の部位に関しても同様に、ケガの既往歴が次のケガリスクを引き上げることが予想されます。
※今回に関係のする話で、ケガの原因になる部分のチェックの仕方やその改善法を12月11日のセミナーでお話しします。
興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
→[12月11日に亀山先生のセミナー開催]トップページのピックアップ欄よりチェック!
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亀山顕太郎
松戸整形外科クリニック クリニック管理部長
理学療法士
2012年に石井壮郎医師とスポ.ラボ(スポーツ障害予防を考える会)を立ち上げ現在はFBページのファンが2万人を越える。
野球選手を中心に3000名以上の選手にフィジカルチェックを実施しデーター化、パフォーマンスが高くケガをしない選手の特徴を日々研究している。
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投稿者:亀山顕太郎整形外科クリニック管理部長 理学療法士
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