【寝不足解消・スッキリとした目覚めを手に入れたい方へ】睡眠サイクルの上手な使い方
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー
【寝不足解消・スッキリとした目覚めを手に入れたい方へ】睡眠サイクルの上手な使い方
『レム睡眠』・『ノンレム睡眠』という言葉、皆さん一度は聞いたことがあると思います。
この90分ごとに起きるこの睡眠サイクルを利用し、睡眠不足を解消しすっきり起きられるようにしてみましょう!
まず、『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』について簡単に学んでいきましょう。
【レム睡眠】
○筋肉の疲労回復を行う
○物音で目が覚めやすい
○脳は働いているのでこのとき目覚めるとすっきり起きられる
○脳は動いているのでこのときよく夢をみる
○脳を動かして記憶の固定をしている
【ノンレム睡眠】
○深い眠りで脳も身体も休んでいる状態
○ストレスを消去している
○ホルモンの分泌をしている(成長ホルモンについては近年22時〜2時に多く出るという説を覆す結果も出ています。)
○居眠りのほとんどはノンレム睡眠
という特徴を持っています。
レム睡眠は筋肉を回復、ノンレム睡眠は脳を回復させている期間と捉えてみてもいいかもしれません。
それでは、どのようにして睡眠不足の解消やスッキリした目覚めを手に入れることができるかを考えてみます。
まず、自分は何時間睡眠なのかを考えてみましょう。ここから1.5時間サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを割り出していきます。
もし、自分が6時間睡眠であれば、レム睡眠とノンレム睡眠が2回ずつ繰り返されることになります。起床時にレム睡眠状態で起きれることでスッキリとした寝起きになるので、それを目指していきたいですね。
では、それを目指していくにはどうすればいいのでしょうか?
たとえば、目覚ましをかけていても目覚ましが鳴る前に起きてしまうことってありますよね。その起きてしまったときがレム睡眠状態で、スッキリ起きれる時間だということになります。そして、自分が寝た時間から何時間後なのかということを計算してみてください。もし目覚まし時計からプラスマイナス1時間や30分の範囲内でしたら、その睡眠時間を心がけるようにしましょう。
しかし、これらはあくまでも睡眠サイクルから考える睡眠時間の話であり、人間の身体は上手くできていません。日々の体調や疲労などから適切な睡眠時間は異なります。
また、最近では睡眠の1.5時間サイクルという説のほかに、「レム睡眠は100分からプラスマイナス30分~40分」という説も唱えられています。
日本人は世界的にも睡眠が短いことで有名です。
もちろん忙しくて時間が取れないというのが大きな理由ですが、個々の生活に合わせて二度寝をするなりして少しでも睡眠時間を確保できるよう工夫してみましょう。
そのときレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを頭に入れて、またスッキリ起きられるときに合わせるようにしましょう。
投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
菜食主義のメダリスト
ケニアの長距離ランナーたちは厳格なベジタリアンではないも...
2015年06月20日
-
風邪の時こそプロテイン!!!!
アスリートの皆さん。風邪を引いてしまったときや体調を崩し...
2015年04月17日
-
正月太りに有効な食べ物&エクササイズ
いよいよ、お正月も終わりますね。2016年のスタートです...
2016年01月02日
-
焼き肉に行ったら食べてほしい!】ミネラルが豊富な『内臓肉(ホルモン)』
皆さん焼き肉はお好きですか? カルビや豚トロ…だけ...
2016年12月22日
-
プロテインの飲み方 寝る前
なぜ、寝る前に摂取するかというと、 成長ホルモンがでる...
2015年02月10日
-
旬を食べて運動効率をあげよう!~2月に旬な食物とは~
食べ物は旬のものを食べた方が良い!と聞いた事はありません...
2017年01月26日
-
筋トレ飯!セブン風サラダチキン☆
筋トレをした後はやはり!トレーニングで消費されたエネルギ...
2015年07月10日
-
【運動効果を高めるおすすめの食事】目的別に分けて紹介!
-
インフルエンザ知らず!?プラズマ乳酸菌で免疫アップ!
-
【スポーツにも大活躍!】はちみつの栄養素と効能
-
試合前日の食事
-
【体調を崩しやすい今の季節に】栄養満点の黒ニンニクで免疫力アップ
-
【疲労回復&筋肉量アップ】分岐鎖アミノ酸(BCAA)の期待できる効果について
-
【暑い時期ぴったり!】アスリートにおすすめしたい「蕎麦」の栄養素について
-
栄養面から怪我にアプローチ!【疲労骨折の予防&対策に!】
-
【疲労回復×筋肥大】アスリートはブロッコリーを食べるべし!
-
筋肉疲労に効く食品!
-
【スプリントパフォーマンスの向上にも!】サプリメントでアプローチ「アルギニン編」
-
【簡単レシピ】水泳メダルラッシュの秘密はこの食事があった!【パワーボール】
-
スポーツ選手にもおすすめ。見直そう”青汁”の効果!
-
【実はアスリートに嬉しい効果がたくさん】さつまいもの栄養
-
武井壮による眠りにつく技術
-
体組成しっかりチェックしてる?【コンディション管理】
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球