短距離選手は参考に!アリソンのサーキット
- 【関連ワード】
- 短距離
- アリソン・フェリックス
- サーキットトレーニング
2016年03月01日
短距離選手は参考に!アリソンのサーキット
アリソンフェリックスが2011年に行っていたサーキットトレーニングの紹介をします。
アリソンフェリックスといえば、100m.10"89/200m.21"69/400m.49"59、大阪世界陸上とロンドンオリンピックで3冠(200m.4×100mR.4×400mR)を達成しているスーパーアスリートです。また、このトレーニングを行っていた2011年はテグ世界陸上で200m銅、400m銀、両リレーで金メダルを獲得しています。
では、トレーニングの紹介です。
まず負荷をかけた状態で前傾姿勢を作りモモ上げをしています。これはスタートから加速の局面で重要となるかたちです。
次にクリーン。約40キロでしょうか。
3つめはボックスジャンプです。アリソンの身長は168cmでボックスの高さはおへそ辺りにあります。約100センチ以上のボックスにジャンプで乗っていますから相当の身体能力です。
そしてスナッチ。30~40キロと思われます。
その後段差腕立てを行い、再度負荷付きモモ上げをしています。
そして素早い段差腕立てと素早いボックスジャンプ。
最後にこれまでより一番速い負荷付きモモ上げを行ってフィニッシュです。
アリソンフェリックスの持ち味は後半でもブレない体幹の強さと姿勢の良い走りだと私は考えています。これを可能にしているのはこういった練習があってこそでしょう。モモ上げの際も姿勢は崩れることなく、足も回転や膝の位置が下がっていません。がむしゃらにやっているだけではなく、正確に行っていますね。
この映像は「STACK - Velocity Sports Performance」様の作品です
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
桐生のミニハードル走
桐生選手が高校時代から取り組んでいるのがこのミニハードル...
2015年07月30日
-
パワースレッドで加速のイメージを
高瀬選手も愛用しているパワースレッドを用いた練習の紹介で...
2015年07月02日
-
冬季トレーニング〜スネーク走〜
冬季トレーニング 軸のバランス編です! コーンをジグザ...
2015年10月23日
-
みんなは出来る?ワニ歩きで股関節と肩甲骨を連動させよう
みなさんはワニ歩きというものをしたことがありますか?室内...
2015年12月10日
-
譜久里 武のBOXジャンプ
日本マスターズ界のレジェンド。譜久里 武選手のトレーニン...
2015年08月03日
-
オルバーニ大学(アメリカ)のウエイト風景
ニューヨーク州立オルバーニ大学の陸上競技部のウエイトトレ...
2015年09月17日
-
現役選手たちへ【強くなるための日誌術】
今回は私も実践している、現役選手のための日誌術について紹...
2016年05月25日
-
山縣選手VSブレイク選手
-
【中・長距離の選手へ…】スタンディングスタートの構え方
-
史上最高スプリンター、ボルト選手の走りを真似してみよう!
-
室内60m世界記録を見よう!モーリス・グリーン、6秒39!
-
【洛南高校のスピードトレーニング】鉛直方向へのバウンディングと意識したいこと
-
【爆発的な跳躍に②】ピストルハーフスクワット(上半身負荷付き)
-
1歩ハードルを別視点で見よう!ある部分に注目!
-
軸を意識してみよう!ポールを使ったハードルドリル
-
サンヤリチャーズ・ロスの練習
-
砂浜ダッシュの効果
-
【スタートダッシュで差をつける】0からのスタートを速くするドリル
-
ラダーを使った、ランニングフォーム練習【スプリントラン】
-
白人最速選手から学ぶ、"内転筋"を使った効率的走法!
-
池田久美子vs花岡麻帆!走幅跳の歴史的名勝負3連発!
-
ウォーミングアップにオススメ!【変形ダッシュ8種目】
-
スタート 蹴る方向の確認練習法
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球