【試合への不安と恐怖】臨床心理学から解決を試みる!
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:たけぞうトリプルジャンパー
【試合への不安と恐怖】臨床心理学から解決を試みる!
「試合で、実力を発揮することができなかった。」
「自分の身体が思うように動かなかった」
「ミスをしてチームに迷惑をかけてしまった。」
スポーツをやってきた中で、このような苦い経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。
そして、このような経験は忘れようと思ってもなかなか忘れることができず、”トラウマ”として、長い間選手を苦しめることも少なくありません。
今回は、このようなトラウマをメンタルトレーニングによって克服をする方法をご紹介していきたいと思います。
【不安はどこからくるのか】
皆さんの試合に対する不安や恐怖はなぜ、おこるのでしょうか。
臨床心理学者のエリスによると、不安な感情は「不合理な認知」から起こるそうです。
〈不合理な認知とは〉
不合理な認知とは、まだ起こっていない出来事等に対し、非合理的な思い込みや勝手な解釈をすることです。
(例)今日の相手は強そうだから、おそらく自分は相手に飲まれて負けてしまうのではなないか...
このような認知や思い込みが、不安や恐怖を引き起こします。
そしてこれらを取り除くためには「不合理な認知」から「合理的な認知」に変える、認知の再構成をする必要があります。
では、認知の再構成をするためにはどのようなことを行えばよいのでしょうか?
今回は、自分で行える認知の再構成の手順をご紹介します。
【ネガティブからポジティブに、認知の変容術】
やり方はいたって簡単。以下の2つの手順で行えます!
①試合での悪い思い込みを書き出し、②思い込みを修正する
(例)①「試合の初めに調子が悪い時は立ち直ることができない」
→②未来にそのような根拠もないのに悲観的な予想をする必要はない。今に集中することが、一番の得策である。
このように不安要素をすべて書き出し、すべて合理的な思考(論理的な解決策)に修正していきます。
作業を通じ、不安にひとつひとつ向き合うことで自分の思い込みを自覚し、解決につなげることが可能です。
試合での不安・恐怖に苦しんでいる選手は、ぜひやってみてください!
投稿者:たけぞうトリプルジャンパー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-

メイウェザー 49戦全勝で引退表明
世界5階級制覇王者 38歳のフロイド・メイウェザーが、無...
2015年09月14日
-

小西、リオ五輪へ抱負
北京世界陸上、男子400mハードル代表の小西勇太が8日、...
2015年08月09日
-

桐生VSガドリン 結果は!?
先日の桐生くんの9秒台で記憶に残るテキサスリレー。 昨...
2015年04月03日
-

【陸上 棒高跳】ベテラン沢野大地が日本人64年ぶりの7位入賞!
陸上競技・棒高跳、ベテランの沢野大地選手が5m50㎝を1...
2016年08月16日
-

スアレス3発!バルセロナが決勝進出
クラブワールドカップは17日、準決勝が行われ、バルセロナ...
2015年12月17日
-

前田彩里、名古屋ウィメンズ欠場へ。リオは断念。
昨年の北京世界選手権女子マラソン代表の前田彩里(24;ダ...
2016年02月05日
-

ピークパフォーマンスを発揮するために必要なこと【研究で示された8つの心理的条件】
選手の皆さん、試合でハイパフォーマンスを発揮するために、...
2018年06月16日
-
プレイバック日本記録200m
-
池江選手効果!【雲梯(うんてい)が子どもの身体能力に与える影響!】
-
藤光謙司選手300mアジア新
-
マー君、故障者リスト入り
-
元日本代表、鈴木隆行が現役を引退!今後は...
-
【5本指靴下】怪我防止&パフォーマンスアップアイテム!
-
横田真人が世界記録保持者に挑戦!
-
毎日更新‼︎スポーツ雑学13
-
ウサイン・ボルト、最後の五輪はリオと断言
-
東京五輪種目採用は八月末
-
ホームランなのに全力疾走!
-
パウエル 100m今季世界最高
-
アリソンのコレクションズ
-
【成長スピードを加速させる!】アスリートが実践すべき3つの思考
-
[DL]ボルト復活の兆し!
-
[DL]直接対決ガトリンが制す!
Category New/カテゴリー新着情報
【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細
【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細
【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細
【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細
【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細
【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細
【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細
【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細
【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細
【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球











