【肩甲骨が動かないと肩に負担！】野球の調査で分かった肩甲骨とその周辺筋の重要性

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• 2016年10月24日

【肩甲骨が動かないと肩に負担！】野球の調査で分かった肩甲骨とその周辺筋の重要性

肩を痛める選手と肘を痛める選手の違い

同じ練習を行っていても、肩を痛める選手と肘を痛める選手に分かれることがあります。
投球で肩を痛める選手と肘を痛める選手の違いは何だろうと思い、データを見直したところ、、、
肩障害群は、肘障害群に比べ有意に肩甲帯内転機能（写真）が低下しておりました。
棘下筋（いわゆるインナーマッスル）は、両群とも低下していたので、、、

・インナーが弱くて肩甲骨の動きも悪い選手は、、、肩の痛みが発症。
・インナーが弱くて肩甲骨の動きが良い選手は、、、肘の痛みが発症。

ということになります。
フィジカルチェック後に半年間追跡調査を行った結果です。
同じ条件下で行ったテストでは、肩甲骨の動きが悪いと肩に負担がかかることが分かりました。

といっても、、、
現場では、肩肘両方とも防がなくてはいけないので、、、
棘下筋を中心とした筋機能を両方改善する必要があります！

自分に表れた症状に合わせて改善策を考えるのはもちろんのこと、予防につながるようケガの前からこれらの機能を高めておきましょう！


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亀山顕太郎
松戸整形外科クリニック　クリニック管理部長
理学療法士

2012年に石井壮郎医師とスポ.ラボ（スポーツ障害予防を考える会）を立ち上げ現在はFBページのファンが2万人を越える。
野球選手を中心に3000名以上の選手にフィジカルチェックを実施しデーター化、パフォーマンスが高くケガをしない選手の特徴を日々研究している。
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