「投げる」動作中、肩の内部では何が起こっているのか？

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• 2016年10月08日

「投げる」動作中、肩の内部では何が起こっているのか？

野球のみならず人間の一般的な動作に含まれる「投げる」行為。
では、投げる際に中では何が起こっているのでしょうか。

肩関節をモデル化（簡素化）して、ビジュアル表現してみました。
投球動作中の肩関節をズームインしました。
黄色線は関節上腕靭帯を線状にモデル化したもの。
赤色線はインナーマッスルを線状にモデル化したもの、
を表しています。
黄色線は6本ありますが、そのうち4本は
SGHL　MGHL　AIGHL　PIGHL
残りの2本は力学的にバランスを整えるために入れたものです。

赤色線は
棘上筋　棘下筋　肩甲下筋です。
詳しい説明はこち ら　（医療・研究者向け）
http://spolabo.justhpbs.jp/byouhennyosoku.html
注意）

本来、関節上腕靭帯は関節包に含有されており、その構造は面状（袋状）です。
今回はそれをシンプルに線状に表現しています。
複雑なものをシンプルにして、素早く障害を予測できるようにすることが我々のねらいです。
現時点の科学技術ではこの状態について、厳密な検証はできません。
将来に医科学がさらに発達したときに、この動画が再検証されることを願っています。

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亀山顕太郎
松戸整形外科クリニック　クリニック管理部長
理学療法士

2012年に石井壮郎医師とスポ.ラボ（スポーツ障害予防を考える会）を立ち上げ現在はFBページのファンが2万人を越える。
野球選手を中心に3000名以上の選手にフィジカルチェックを実施しデーター化、パフォーマンスが高くケガをしない選手の特徴を日々研究している。
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