【試合に最高の状態で臨むために】試合前1週間で意識したいこと「練習・栄養・私生活」
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ

【試合に最高の状態で臨むために】試合前1週間で意識したいこと「練習・栄養・私生活」
試合直前の数日は期待や緊張で、なんともいえない気分になるもの。
みなさんはどのように過ごしていますか?
中には、緊張で眠れなくなったり、食事が喉を通らなくなる方もいるのではないでしょうか。
試合で最高のパフォーマンスを残すために、意識したいポイントを、3つの観点から書いていきます。
▽練習
試合前一週間に一番やってはいけないのは、「焦って練習量を増やす」ことです。
直前になると「あれもやりたい」「これも心配だから確認したい」と気付かないうちに練習が増えてしまいがち。
しかし、普段以上の練習をしてしまうと大事な試合当日に疲労を持ち越してしまいます。
特に試合前日と前々日は、新しい練習に挑戦せず、普段の練習よりも時間と量を意識的に減らすようにするとよいでしょう。
その時はだらだらと行わず、短い時間で質を高くして行うようにしましょう。
【まとめ】練習時間は短め、質を高く!疲労を残さない程度で行いましょう!
▽食事
普段から食事を意識している人は試合前の食事も意識して選択しましょう。
しかし、普段あまり食事のことを気にしていない人は試合前だからといって無理に我慢する必要はないでしょう。それがかえってストレスになることも考えられます。
一般的な範囲内で自分が食べたい物を食べても問題はありません。ただし、試合当日は揚げ物など消化に時間のかかる食べ物は避けましょう。
【まとめ】普段通りの食事を意識し、過度に我慢をしない。
▽私生活(過ごし方、精神面)
試合が近づくと少しソワソワするものです。しかし、試合前から緊張状態にあると心も身体も疲れてしまいます。できるだけリラックスした状態で過ごすことが一番です。
普段の私生活と変わらない時間を過ごしましょう。音楽を聴いたり、携帯を触ったりと自分が一番落ち着ける過ごし方を見つけるといいでしょう。
試合前日はホテルで宿泊する人も多いかと思いますが、自分の部屋で出来るだけリラックスした状態で過ごしましょう。そして、試合のことは過度に考えない方がいいでしょう。
イメージトレーニングを何回も行うと身体と心は興奮状態になってしまいます。簡単なイメージだけ作って、当日に備えましょう。
【まとめ】音楽を聞いたりとリラックスに努める。試合のことは考えすぎない。
3項目に分けて解説しましたが、どれも共通することは普段と変わらないことを行いましょう!ということです。
試合前だからといって特別なことをすると身体はかえって緊張したり疲れたりしてしまいます。練習はピリッと行い、後はできるだけリラックスを心掛けましょう!
投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
扁平足の方は必見!自分で出来る簡単テーピング!
今回は足の模型を使って扁平足とはどのような状態か、自分が...
2015年12月14日
-
【ふくらはぎの痙攣やこむら返りなどの予防テーピング!】
暑い時期が続いており、こむら返りやふくらはぎの痙攣などに...
2017年08月05日
-
疲労の溜まるこの時期に!シンスプリント予防ストレッチ
前脛骨筋(すね)のストレッチ方法を紹介します。 すねは...
2016年01月03日
-
【女性】股関節ストレッチ
股関節のストレッチになります! 硬い人のいらっしゃるの...
2015年04月14日
-
ダイナミックストレッチを知ろう!ニークレイドル編
ダイナミックストレッチをひとつづつ紹介しています。今回は...
2016年01月18日
-
乳酸は悪者?
乳酸=疲労物質、乳酸=いらない物質という認識の方は多いの...
2015年04月07日
-
痩せ体質になる寝る前ストレッチ
寝る前にほんの1分だけ行うストレッチです。 こんなこと...
2015年03月18日
-
【今必要な知識】車中泊時のエコノミークラス症候群を防ぐ
-
美脚、脚長ストレッチ
-
下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】
-
寝る姿勢で性格が分かる!?性格診断してみよう
-
おしり、太もも裏の予備運動
-
『腰痛編第一弾』怪我や痛みの対処法【早期復帰】
-
【トップレベルの選手ほど念入りに行っている!】クールダウンですべきこと
-
腓腹筋(ふくらはぎ)のストレッチ
-
白米は一度冷やしてから食べるべし!?「レジスタントスターチ(RS)」って何!?
-
[あなたの肩甲骨ずれてないですか?] ウォールスライドで肩甲骨の動きを改善!
-
【今必要な知識】車中泊時のエコノミー症候群を防ぐ
-
さらに体がこわばっているあなたへ!胸椎と股関節の可動性を上げる「ブリッツル2」
-
お風呂を10倍有効にする方法
-
【壁があればOK!】肩甲骨の動きを改善するウォールスライド
-
【過去の怪我は未来の怪我の一番の理由になる】 大人になって競技を続けるときに知っておきたいこと
-
木場克己が教えるサッカーストレッチ
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球