女子マイルはアンカー勝負!!
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投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位
女子マイルはアンカー勝負!!
▽世界陸上 最終日 女子4×400mR決勝
世界陸上の女子最終種目4×400mR決勝は白熱のアンカー勝負となった。前回のモスクワ大会では地元ロシアが優勝。今年の世界リレーではアメリカが優勝しおり、アメリカは覇権奪回に向け燃えていた。アメリカの対抗馬は4×100mRでも優勝したジャマイカ。400m決勝では3、4、5、6位と4人を決勝に送り込んだ。対するアメリカは決勝には400m女王アリソン・フェリックスしかおらず個の力ではジャマイカが優勢とみられていた。
レースは1走からジャマイカがリード。400m4位のクリスティン・デイがアメリカのベテラン、リチャーズを置き去りにして2走へバトンパス。そのままジャマイカがリードを保ち3走へ。アメリカの3走はアリソン・フェリックス。10mほどあった差をグングン詰めラスト100mで逆転。アメリカリードでアンカーへ。ちなみにこの日のアリソンのラップは47秒7。日本の男子高校生並のラップタイムを計測。アンカーはアメリカが今季49秒8を記録しているマッコロリー。対するジャマイカはベテラン、ウィリアムズ・ミルズ。ここでベテランを4走に配置したジャマイカの作戦が吉と出た。マッコロリーは勝利を意識するあまり200m過ぎからロングスパート。ミルズは終始落ち着いたレース展開でマッコロリーのスピードが落ちてくるのを待っていた。スパートを早めにかけたマッコロリーはラスト50mから肩が回りだし上体もブレはじめ急激に失速。その横を落ちつたレース運びを見せたスミスが逆転。ジャマイカが3分19秒13で優勝を果たしました。
【ここに注目!】
アンカー勝負となりましたが、マッコロリー選手とスミス選手のラスト100mの動きを比べてみてみましょう。ラスト100mでも前半の走りと変わらないスミス選手。対して前半の走りと大きく変わってしまったのがマッコロリー選手。スパートをかけすぎるのが早すぎたということもありますが、やはりラストに強い選手はラスト100mでも動きが変わりません。腰の位置、体幹のブレの少なさ、腕の振り、脚の運び方などを比較してみると速さの秘訣が分かるでしょう!
動画は「Mike Sam」様の作品です。
投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位
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