【リオ五輪注目選手特集②】 北京世界陸上金メダリスト、ダフネ・シパーズ [陸上]

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• 2016年08月06日

【リオ五輪注目選手特集②】 北京世界陸上金メダリスト、ダフネ・シパーズ [陸上]

リオ五輪の注目選手にフォーカスするこの企画、第二回は陸上の短距離選手 ダフネ・シパーズ（オランダ）。

もともとシパーズ選手は、7種競技を専門にしていた異色の経歴を持つ。
昨年6月に短距離に専念すると発表しのぞんだ北京世界陸上。
200ｍで21秒63という圧巻の記録で快走し、ジャマイカやアメリカ勢をおさえて金メダルを獲得した。


動画はそのときの決勝の映像である。
前半はジャマイカのトンプソンが先頭に立つも、シパーズは勝負所を冷静に見極め、直線に入ってから一気にギアチェンジ。
ゴール前で見事逆転に成功している。
並みいる黒人選手をおさえて、オランダのシパーズ選手が優勝したこの光景は、陸上関係者なら目に焼き付いている方も多いはずだ。


そもそもシパーズは179㎝の長身で、かつ切れ味の鋭い動きを武器にし、2011年韓国の大邱で行われた世界選手権にも200mで出場し国内記録を更新している。

しかし、0.05秒の差であと一歩決勝に及ばず、19歳の彼女はこの種目に専念しようと考えた。
チャレンジャーとしてではなく、タイトルホルダーとして迎え撃つ初めての世界大会。
シパーズは、大きなプレッシャーと闘いながらも、リオで初のオリンピック金メダルを狙う！