20年以上破られない世界記録②
20年以上破られない世界記録②
20年更新されていない世界記録第二弾、今回は男子走り幅跳です。
男子走り幅跳の世界記録が誕生したのは1991年、東京の国立競技場で行われた世界陸上の場です。この大会でマイク・パウエルは8m95という世界記録で優勝をものにしました。しかしこの記録の裏にはとてつもない戦いがあったのです。
この大会の男子走幅跳は大注目を浴びていました。なぜなら陸上界のスーパースター、カールルイスが出場していたからです。ルイスは100m・200mで常に世界のトップに君臨していましたが、この走り幅跳に関しても他の選手を引き寄せない圧倒的な強さを誇っていました。なんとこの東京世界陸上までの10年間に渡って65戦無敗。試合前もルイスが優勝するだろうと予想されていました。
この日もさっそくルイスが大ジャンプを連発。追い風参考ながらもルイスが4回目に8m91をマーク。勝負あったと誰もが思った、次の跳躍でパウエルがボブ・ビーモンの不滅の大記録(8m90)を23年ぶりに更新する8m95の世界新をマークして優勝したのでした。
この時の国立競技場はもうありませんが、新国立競技場でまたこのような名勝負と世界記録誕生の瞬間に期待したいですね!
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
専門外でもこの高記録!クリスチャン・テイラーの走り幅跳び
2014年のダイヤモンドリーグ・ニューヨーク大会において...
2016年02月05日
-
【トップ選手から学ぶ!】100m多田修平選手のトレーニング
今回は100mで追い風参考ながらも9秒台の記録を持つ多田...
2018年08月09日
-
世界室内選手権から見るスタートの極意
先日行われた世界室内陸上競技選手権大会。桐生祥秀選手が準...
2016年03月22日
-
トップ選手が行うサーキットトレーニング【アリソンフェリックス選手】
アリソンフェリックスが2011年に行っていたサーキットト...
2017年11月20日
-
400m女王vs1500m女王
全国高校総体、和歌山インターハイ女子800m決勝は女王同...
2015年08月02日
-
ステファンホルムのジャンプ力
スウェーデンのステファンホルム選手の高いハードルを用いた...
2015年03月12日
-
体を思った通りに動かそう!ラダー開閉ジャンプ
ウォーミングアップなどに利用されるラダーの中で、開閉ジャ...
2016年04月15日
-
高瀬慧がヤる!レッグランジ
-
コリンズに学ぶ100mの極意
-
ボルトの補強を覗く
-
トップアスリートの高跳びドリル
-
【短距離選手向け】速く走るためのスプリントドリル『スキップ』
-
色々な動きでダッシュをしてみよう!変形ダッシュ8種目
-
冬季練習期間にしておきたい!坂スキップ〜スプリント
-
【リオでさらなる伝説を】 ウサイン・ボルトのトレーニング
-
ケニア人選手の練習風景
-
階段ダッシュの効果とは?
-
【スプリント強化に】上り坂でのスピードスキップトレーニング
-
メディシンでもも上げトレ
-
【スプリンターにオススメ!】大きく進む意識で行う片足ホッピング【プライオメトリクス】
-
100m世界歴代1位〜10位
-
【体幹・肩甲骨周りの機能的強化に】冬季におすすめのサイドハンドウォーク
-
【股関節周辺&体幹部の強化】上半身~下半身を連動させて行う「骨盤歩き」
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球