【4スタンス】B1の特徴
【4スタンス】B1の特徴
こんばんは。これまでは4スタンスのA1,A2の特徴を少しではありますが紹介してきました。
今週からはBタイプについて書いていこうと思います。今回はB1タイプの特徴と練習についての注意点を書いていきたいと思います。
まず、B1タイプの方はかかとの内側に重心をもちます。きをつけの姿勢で立つと自分がかかとのほうに力を感じながら立っていることが少しわかると思います。
そして、B1の方には力を入れやすいポイントが4つあり、それぞれ「首の後ろ」・「へその裏」・「足首」・「人指し指」になります。
され、これからはランナーのための4スタンス活用法を紹介していきます。
まず走っているときですが、あまり肩が動かない走り方をすることができます。むしろ、肩が動かない走りしかできないといってもよいでしょう。
次に腕振りですが、脇を閉めて身体にそって腕を振ることができます。しっかりと脇をしめたほうが力が入りやすいとされています。そして、腕を後ろから前へ(下から上へ)振るように意識しましょう。腕で身体を前へ進ませる意識で、後ろから前へ振ると重心の移動がスムーズになるかもしれません。
次に接地の話です。
接地はかかとから地面に着くようになります。しっかり足の裏で地面を押すイメージです。そのほうが力が地面に伝わりやすいと思います。ここで注意点ですが、しっかり地面を押したからといって強い力が返ってくるとは限りません。短い接地時間でしっかりと地面を押すことが重要です。また地面を押した後の足の動きですが、かかとをおしりにひきつけるように前へ足を移動させて足を回転するようにしましょう。足をつけてそのまま後ろに足を流してしまうと時間のロスになるので注意していきましょう。
また、B1タイプの方は走っているときに腰が低くなってしまいます。いくら自分の中で高くしていても外見は低く見えています。しかし、これも個性なので仕方がありません。無理に腰を高くしても走りづらいようでは意味がありません。低い腰でも速く走れる方法はあります。
それは上記に書いてある通り、地面の力をうまくもらうことと、足を上手く回転させることです。また、腕振りで身体を前へ移動させるなど、方法はたくさんあります。
最後にスタートのときの意識ですが、スタートのときは後ろ足の足裏全体に重心を乗せるようにしましょう。合図がなったら後ろ足を中心に動かすことですぐに一歩目へ移ることができます。
B1タイプで有名な選手は朝原宜治選手、室伏広治選手です。
特に朝原選手は走りかたはB1タイプですが、独自に築き上げた走りで日本歴代3位の記録を持っています。ぜひ参考にしてみましょう。
長距離選手でいえば尾崎好美選手などがあげられます。
この映像は「M Hiroshi」さまの作品です
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【アジリティ能力を高める】横方向への方向転換に!「クロスオーバードリル」
足の速さには大きく分けてスピード、アジリティ、クイックネ...
2019年03月23日
-
【5種目のレッグエクササイズ】内転筋をがっつり鍛えよう!【雨天でもOK!】
今回は内転筋をしっかり鍛えるレッグエクササイズを5種目紹...
2018年07月09日
-
簡単に握力がUP!ウエイトトレーニングの効果を高めるテーピング
はじめまして。 Spring CUE!&PRPでス...
2016年03月01日
-
【下半身の強化&体幹部の安定性向上】段差を利用したジャンプトレーニング7種目
今回は段差を使ったジャンプトレーニング7種目を紹介いたし...
2018年09月04日
-
プッシュアップ
誰もがしたことのある、腕立て伏せです。しっかりとした腕立...
2015年08月06日
-
練習前に取り入れよう!【体幹&股関節の機能性をアップさせるRunner Touch】
今回は練習前に取り入れてもらいたい「Runner Tou...
2018年08月11日
-
ゆるぎない体幹を作れ!スーツケースデットリフト
こんにちは。 アスレティックトレーナーの佐々木優一です...
2016年07月08日
-
全身で跳ねる!瞬発力アップトレーニング
-
股関節を上手に使えるようにしよう!うつ伏せで行うダイナミックストレッチ!
-
補強の王様!「バーピートレーニング」10種類
-
立ち幅跳びのコツ!
-
トレーニング前のウォームアップにおススメ!5分間ウォームアップ!
-
【解剖学】スクワットで使われる筋肉をイメージしてみよう!
-
ストレッチポールで行う予備運動
-
背筋エアトレ!
-
【強靭な体幹部を手に入れよう!】プランク25種目のバリエーショントレーニング
-
【動きのキレを出す】ウォーミングアップにもオススメな【キャリオカステップ】
-
チューブトレーニング
-
強靭な上半身を目指せ!自重トレーニング【ロープ登り】
-
1セット3分間で脂肪燃焼!【全身を使うサーキットトレーニング】
-
動的スタビライゼーション
-
NFL選手のコアトレーニング
-
【めちゃくちゃきつい】2人組で行う体幹トレーニング【フィッシュファイト!】
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球