混成競技は身体の強さが大切!テクニックとフィジカルを鍛えよう!
混成競技は身体の強さが大切!テクニックとフィジカルを鍛えよう!
陸上の混成競技は2日間で男子は10種目(高校生は8種目)、女子は7種目を戦いぬきます。そのためにはすべての種目でベストパフォーマンスを発揮できる肉体が大切になります。今回はオランダの七種競技代表のNadine Broersen選手のトレーニングに迫ります。
ナディーヌ選手の自己記録は6498点。ロンドン五輪では13位。テグ世界選手権では10位になっている。(日本記録は中田有紀(さかえクリニック)の5962点:2004年)
ナディーヌ選手はウエイトトレーニングを導入しており、シングルスクワットやハーフスクワットはもちろん、工夫を凝らした懸垂などを行っています。特に重量をあげて行うウエイトではなく、肥大はさせず今ある筋肉をしっかり使って行うウエイトをしています。はーhスクワットでは殿筋、シングルスクワットでは内転筋を意識して行います。
また、シャフトを利用した体幹トレーニングにも注目です。
手はシャフトに、そして膝を地面につけ、そのまま前進していきます。腕を伸ばし、鼻が地面に着くぎりぎりまで下げて、元の姿勢に戻りましょう。このときに背中もしっかりと伸ばし、体幹、背中、おしり、ハムストリングスを連動させて戻ることを意識しましょう。
これらのトレーニングにより、身体を作っていきます。外国人の女性は日本人の女性と違い大きな走りが特徴的です、これは日本人にない大きな筋肉を利用して走っているからです。それも、先天的なものも含まれますが、トレーニングによる差もあるでしょう。女性のみならず、男性にも似たことがいえます。外国人とは違うアプローチで速くなるという方が日本では多いですが、それでも最低限の身体作りは必要です。その上でテクニック、技術を磨いていきましょう。
この映像は「Nadine Broersen - Global Support Team」さまの作品です
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