「脂質=余分」ではない!知ってほしい脂質の働き
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投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー

「脂質=余分」ではない!知ってほしい脂質の働き
三大栄養素の1つである脂質。
脂質=余分と考える人は多いのではないでしょうか?
しかし、脂質はエネルギー源として利用されるほか、たんぱく質とともに細胞やホルモンの構成成分として重要な役割を果たすなど、健康な身体を保つために重要な働きをしています。
どのような働きをするのか、見ていきましょう!
◎エネルギーを生成する
脂質には中性脂肪、リン脂質・糖脂質、コレステロールの3つがあります。このうち中性脂肪は運動のエネルギー源となり、低強度で長時間の運動ではこの脂質が使われます。
1gあたり約9キロカロリーと、少量でも多くのエネルギーを得ることができる効率の良いエネルギーです。
糖質やたんぱく質が1gあたり約4キロカロリーであるのに比べていかに効率の良いエネルギー源かがわかります!
◎細胞膜やホルモンの構成成分となる
脂質は細胞膜や細胞壁、副腎皮質ホルモンや性ホルモン、脳の神経組織を構成する成分となります。
これらの細胞膜やホルモンは生命を維持するうえで欠かせない働きをするため、脂質の摂取はとても大切なんです!
◎脂溶性ビタミンの吸収を促進する
ビタミンA・D・E・Kは脂溶性ビタミンと呼ばれ、脂質と結びつくことで吸収力が上がり、体内で効率よく働きます。
これによって免疫力を高めたり骨折しにくい身体を作るなどスポーツ選手にとって大切な要素を補うことができます!
◎脂質を多く含む食品
・植物油 ・バター ・マヨネーズ ・ベーコン ・豚ばら肉 ・くるみ ・ナッツ
脂質は特に気にしなくても普段の食生活で十分に摂れているため、不足することはありません。
摂りすぎには注意ですが、極端に脂質を控えるのも危険です。
脂質欠乏症になるとエネルギー不足となって疲れやすくなったり、肌荒れや便秘を起こしやすくなってしまいます。さらに不足すると脳出血を起こす可能性も高まります。
スポーツ選手は一日の摂取量の25~30%を目安にしましょう!
投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー
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