コラーゲンって美肌効果あるの?
コラーゲンって美肌効果あるの?
コラーゲンを売りにした料理や、健康食品・美肌グッズ等の商品は多く出回っていますが、果たして本当に美肌効果はあるでしょうか。そもそもコラーゲンとは一体何なのでしょう。
【コラーゲンとは】
コラーゲンとは、タンパク質の一種です。「タンパク質」は、食べたら体の中で「消化・吸収」されます。タンパク質は消化の過程でアミノ酸やペプチド など、「とても小さい分子」にまで分解されます。コラーゲンもタンパク質なので食べたら体内で分解されます。コラーゲンそのものとしては吸収されません。残念なことに、現時点での科学的知見では、コラーゲンを食べても「美肌」「関節」に期待する"効果が出るかどうかは不明"です。
以下Wikipediaより抜粋
「コラーゲンを含む食品としては、肉類(特に、皮・軟骨・骨・筋。鶏皮、鶏軟骨、スジ肉)、魚類(特に、皮・骨。サケ、うなぎ)、ゼラチン、ゼリー(増粘多糖類ではなくゼラチンで作ったものに限る)が挙げられている。
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食機能制御学分野の学者や一般企業の研究所員による「コスメトロジー研究報告第12号」において、踵の骨密度と骨代謝マーカー(骨型アルカリファスファターゼ、オステオカルシン、血中Ca、ピリジノリン、デオキシピリジノリン)を測定したが、コラーゲン摂取群と対照群のこれら測定値の間に有意な差は認められないとした。
コラーゲンを配合した化粧品が数多く販売されている。コラーゲンは保湿効果が高いタンパク質であり、コラーゲン分子は3残基ごとに繰り返すグリシン以外の残基がすべて分子表面に露出しており周囲に多くの水分子を保持できる。皮膚表面に塗布することにより、皮膚からの水分の蒸発を抑えるという肌の表皮層に対する潤いの効果は期待できる。ただし、この場合も皮膚に塗布したコラーゲン分子がそのままの形で皮下に吸収・利用されることは考えにくい。」
コラーゲンだけでなくともテレビや雑誌で取り上げられている情報を全て鵜呑みにするのではなく、その栄養の働きを自分で調べて理解するということも大切かもしれませんね!
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