光線過敏症(湿布かぶれ)
光線過敏症(湿布かぶれ)
「モーラステープ」などの湿布薬。整形外科などでよく処方される湿布薬で、とてもよく効くのですが実は恐ろしい副作用があるので、使用時使用後に注意が必要です。
湿布の使用から1か月以上経過した後に患部にかぶれが起こる場合があります。これは湿布に含まれるケトプロフェンという成分に光線過敏症を引き起こす作用があるからです。
【光線過敏症とは】
光線過敏症とは日光アレルギーとも呼ばれ、日光によって引き起こされる免疫反応のシステムです。
健康な人では問題のない日光の量で、皮膚が赤くなる、ぶつぶつができる、腫れて水膨れができる、かゆみが生じるなど、何らかの症状を伴うのが特徴です。
使用上の注意にも記載されていますが、貼付部を紫外線に当てると光線過敏症を起こすことがあります。湿布を貼った箇所はなるべく衣服で隠すようにしなければならないようです!(私もこの光線過敏症を起こし非常に苦しんだ経験があります)
【光線過敏症が発現してしまったら】
症状が発現してしまった場合、原因と思われる薬剤を中止し、日光を遮断することで約二週間で症状は治まります。
その間は日中の外出を避け、止むを得ぬ場合には長袖の衣類、帽子、手袋等を着用し、日焼け止めを塗布するなどを行います。
また、光線過敏症を引き起こす紫外線はガラス窓で吸収されずに通過してくるので、ガラス越しでも油断しないようにしましょう。
そして薬剤だけでなくセロリ、クロレラ、ドクダミなどの食品、化粧品や日焼け止めそのものによっても光線過敏症を起こす可能性があることも念頭においておきましょう。
光線過敏症はあまり知られていませんが、見逃していると治りにくくなるケースもあるので注意が必要です。
原因の分からない湿疹、強いかゆみの出た時は、早めに専門医を受診して適切な診断、治療を受けることが大切です。(出典:東大宮総合病院)
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