ゲンゼゼ・ディババに学ぶ
ゲンゼゼ・ディババに学ぶ
今回は今年女子1500mで世界新記録となる3分50秒07を樹立したゲンゼベ・ディババ選手の練習に迫ります。
まず、女子1500mの世界記録は22年ぶりの快挙。またディババ姉妹といえば陸上界では誰もが知っている名前です。
長女のエジャガエフ・ディババはアテネ五輪の10000mで銀メダルを獲得。次女のティルエシュ・ディババは女子5000mの世界記録保持者であり、世界陸上やオリンピックで数多くの金メダルを獲得しています。
そんなディババ姉妹の3女、ゲンゼベ・ディババは超スピードランナー。インターハイの男子1500mで入賞争いができるほどの記録であり、女性が高校男子に勝つか負けるかというスピードレベルです。
そんなディババ選手はエチオピア出身。陸上競技場で走るよりも舗装されていない道、クロスカントリーを多く走ってきたでしょう。
トラックで練習するときはストレッチを徹底的にしているように見えます。また映像から見てもわかるとおり関節がすごく柔らかい。また、筋肉も柔らかく見えるので動きに柔軟さが見られます。
そして私の主観ではありますが、長距離選手がしていないようなウォーミングアップ、ドリルを行っています。長距離選手は距離を踏むことが多いですが、短距離選手のような緻密なドリル、身体を使いこなす練習が必要かなと思わざるを得ないようにも感じます。
ディババの身体は細いながらもしっかりと筋肉がついています。これがスピードの源でしょう。そしてドリルを通して身体をしっかりと扱いきれることで、海外選手特有のレース中のスピードの変化にも順応できるように思います。
あくまでも私の主観ですので、さまざまな考えがあります。ぜひひとつの意見としてご覧下さい。
この映像は「Trans World Sport」様の作品です
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