コントロールテスト〜立ち五段跳び〜
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投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
コントロールテスト〜立ち五段跳び〜
コントロールテスト 立ち五段跳びの紹介です。
陸上競技をしている方なら立ち五段跳びをした事がある方も多いと思います。
簡単に言うと5歩でどれだけ遠くに跳べるかという事なのですが、跳躍種目はもちろん、短距離種目の競技力向上にも大きく関係していると僕は思います。
現に僕が高校時代の11秒台で走っていた頃は13mほどでしたが、大学の10秒6ぐらいで走る頃には15m90㎝と、100mのタイムと同様、立ち五段跳びの記録も向上していっていました。
立ち五段跳びが伸びれば100mのタイムも伸びる!とは言い切れないですが、相関性は高いと思っています。
では立ち五段跳びの記録を向上させる為に、重要なポイントを簡単に書いていきます。
・一歩でどれだけの力を地面に加えて、反発に変えられるか
当たり前の事なのですが、一歩でより強い力を地面に伝え、その力を利用できた人がより遠くに跳べます。
その為には足を強く地面に叩きつけるだけでは距離は伸びてきません。接地後にいかに全身を利用して地面から反発をもらうかが、とても重要になってきます。衝撃に耐えられる関節の強さも必要になってきます。
・反発力をいかに前へ伝えられるか
いかに力を伝える方向を前に変えられるか、いわゆる"重心移動"です。
でも前に行くために地面を押そう押そうと思うと接地時間が長くなり、接地時間がズレ、地面を掻くような動きになってしまいます。
足から頭の先まで一直線になるように意識して、接地の瞬間は両足を挟み込む動作と大きな腕振りをしっかり合わせてください。
膝の出す方向も重要になってきます。
以上の2つのポイントは、短距離種目にも必ず必要な要素になってきますので、冬季練習前のこの時期にコントロールテストでしっかり計測して、その結果を元にトレーニングに励んでいただけたらなと思います。
[映像は「yamaken198」様の作品です]
投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
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