【史上初の全英8勝目!】復活のフェデラー選手がジュニア時代に行っていたトレーニング
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投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ
【史上初の全英8勝目!】復活のフェデラー選手がジュニア時代に行っていたトレーニング
昨日まで行われたテニスの最高峰である全英オープン(ウインブルドン)にて、ロジャー・フェデラー選手(35歳、スイス)が、史上初である8回目のウインブルドン制覇を達成しました。
それも1回戦から1セットも落とさない、全試合ストレートでの完全優勝でした。
なかなか優勝できなくなり、ピークは過ぎたといわれた生ける伝説の復活に熱くなった方も多いのではないでしょうか!?
そんなフェデラー選手の礎ともなったジュニア時代の練習を紹介します。
テニスは高いフットワークスキルとスピード、反応速度が求められるので、参考になるスポーツはかなり多いのではないでしょうか。
そのトレーニングは、さまざまな工夫がなされています。
まず練習の中で、縄跳びや対人アジリティ、ウエイトトレーニングなど、さまざまなトレーニング方法を取り入れています。
もちろん、ただ色んなことを行うだけでなく、それぞれの練習に意図があり、それを理解して取り組むことで自分の体を使いこなすことにつながると思います。
ケガをしても、またトップパフォーマンスに戻してこれる調整力はこの時から磨かれていたのではと感じます。
またアジリティトレーニングにも工夫が見られます。
0分55秒~のからのトレーニングは、三つの色が指定されたボールを用意し、順番を指定します。
コーチが投げたボールに対し、フェデラー選手は一瞬でそれぞれのボールの色を判断し順番通りに打ち返しています。
一瞬の状況判断と、高い身のこなしが要求される有効なトレーニングだと考えます。
(実際ボールを打ち返さなくても、それぞれ順番にキャッチして投げ返すなどであれば、陸上選手など他のスポーツでもかなり使えます)
【アスリートビュー】
ちなみにボールが投げられたときのフェデラー選手の目を追ってみてください。
2つのボールしか見ていません。
なぜなら2つのボールを見れば、残り1つの色は分かるからです。
瞬間的にそれを判断し効率化する能力は、まさに今のテニススタイルにつながっているように感じます。
投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ
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