長引く疲労やケガはこれが原因かも?骨盤の傾きを治すセルフ・ケア
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
長引く疲労やケガはこれが原因かも?骨盤の傾きを治すセルフ・ケア
こんにちは、PRPの佐々木です。
今回は骨盤の傾きを治していく、自分で出来るマッスル・エナジー・テクニックを紹介します。
リハビリにも、ウォームアップにも使えるセルフケアです。
アメリカにいる自分が選手を治す時に必ず見るのが”骨盤の前後の傾き”です。
つまり、骨盤が”前に傾きすぎているのか?”、それとも”後ろに傾きすぎているのか?”です。
骨盤は動きに合わせて動く必要がありますが、前後に傾きすぎていれば筋肉や関節に余計な負担をかけケガの原因にもなります。
すでにケガをしている方であれば、長引く原因となります。
この傾きを治すには、しっかりとした手技が使える理学療法士、アスレティックトレーナー、カイロプラクターなどの専門家がいれば一番いいんですが、なかなかそうはいきません。
そこで今回は骨盤の傾きを治すために自分でも出来るマッスル・エナジー・テクニックを使ったセルフケアを紹介します。
○目的:
骨盤の傾きを治していく
○方法:
1.仰向けになる。
この時に腰を反らないようにする。
2.膝を曲げて胸に近づける。
3.手を膝の前と上にそれぞれおく
4.膝の前に置いた手は膝を胸に向けて引っ張り、上に置いた手は膝を下に押す
5.手の力を使ったと同時に、その力を膝で押し返す。
6.この状態を10−30秒続ける。この時に息を止めなようにする。
○効果:
骨盤の前後の傾きを治し、動きの質を上げていく。
○注意点:
必ず選手が安全にできる所でする。
痛みが出る場合は、一度止めて原因を究明する。
どちらの骨盤が前後に傾いているかわからない時は両方にやってみてください。
骨盤が前に傾きすぎるとどういう影響をパフォーマンスに与えるのかはLower Cross Syndromeのところで紹介させていただいたので、それも合わせてご覧ください。
1:http://wp.me/p6qSZG-hQ
2:http://wp.me/p6qSZG-i0
毎日選手を治していて思うことは、”骨盤の位置は自然な傾きのないニュートラルな位置が一番いい”ということです。
もう直ぐオフシーズンが終わり、プリシーズンに入っていくスポーツが多いともいます。皆さんもしっかりと体のケアをして今年のシーズンを勝ちましょう!!!
では、また次回。
この動画は「Performance Restoration Project」の作品です。
***********************************************************************
筆者:
佐々木優一
☆MS.,ATC.,LAT., NASM-PES。BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)。
アメリカで活動を行っており、テネシー州Lee Universityの野球チームをメインに
幅広く学生アスリートの怪我の予防プログロムの作成やリハビリなどを担当。
➣詳しいプロフィールはこちら;
https://performancerestoration.wordpress.com/profile/
***********************************************************************
投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
メイウェザー&パッキャオの体幹トレーニング
最強ボクサーのメイウェザーとパッキャオの体幹トレーニング...
2015年08月26日
-
立ち幅跳び世界記録(3m73cm)
誰でも一度はやったことのある立ち幅跳び。中学校や高校の体...
2015年07月23日
-
タイヤトレーニングpart2
タイヤを用いて全身を鍛え尽くそう!今回はタイヤトレーニン...
2015年07月30日
-
【バネを鍛えるジャンプトレーニング!】~地面を押す力を身に着けよう!~
「バネがある」という表現で使われる「バネ」とはなんなのか...
2017年04月09日
-
[子供]みんなで協力!おしくらまんじゅう
この遊びでは、状況判断能力や、その状況に合わせた力の使い...
2016年02月05日
-
今日のトレーニングはこれ!全身くまなく強化メニュー!
体を変えたい!何をしていいか分からない!いつものメニュー...
2016年04月26日
-
人類最速の体作り!ボルトの体幹トレーニング
人類最速の男、ウサイン・ボルト選手の体幹トレーニングを紹...
2015年12月21日
-
ベンチプレスの基礎
-
浅田選手 本格トレーニングの前に
-
【”姿勢”と”肩甲骨”を意識してみよう!】プッシュアップのコツトレーニング25種目
-
跳躍力を上げるトレーニング10種目【目指せダンク!?】
-
体の動きを学ぶ!ディップスでの動き
-
【小学生】反応スピードトレ
-
胸椎を大きく動かしてパフォーマンスアップ!【簡単に行えるエクササイズ】
-
腸腰筋を限界まで追い込む…腸腰筋TABATA!
-
ジャンプ力をアップさせる3つのトレーニング
-
【アスリートに人気】股関節付近の連動を身につける!「バックランジ」
-
足の裏から爆発的な力を!足裏構造編
-
大腰筋のトレーニング
-
【パフォーマンスアップ&傷害予防】デッドバグでコアを鍛えよう!
-
【最大跳躍力をアップ!】高さにこだわったボックスジャンプ
-
自重トレーニング(ビギナー用)
-
ランナーのための!腸腰筋の補強&エクササイズ
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球