【涼しくなると増えてくる】ハムストリングス肉離れの予防トレーニング3種目
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
【涼しくなると増えてくる】ハムストリングス肉離れの予防トレーニング3種目
涼しくなってきたこの時期、陸上競技や野球、サッカーなどのランニング動作が多い競技で、
起こりやすく怖い障害が【ハムストリングスの肉離れ】です。
今回はそのハムストリングスの肉離れの原因と予防トレーニング(コンディショニングトレーニング)についてご紹介します。
【ランニング動作中に起きるハムストリングス肉離れはどうして起きるのか】
ランニング動作中のハムストリングスの肉離れは、
足が地面に着いて引き伸ばされる時に、筋肉が耐えきれなくなって起きてしまう事が多いです。
ハムストリングスを鍛える!というとほとんどの方は"レッグカール”など
曲げる時に負荷をかけるトレーニングを思い浮かべるのではないでしょうか?
確かにハムストリングスを鍛える事は出来ますが、
ランニング動作中に起きる肉離れに対しての予防トレーニングにはなっていません。
【ハムストリングスの予防トレーニング3種目】
ハムストリングスが引き伸ばされる時の負荷に耐えれるようにする為に行うトレーニングをする上で、
覚えておいて欲しいポイントは"力を入れながら伸ばす"です。
①ヒールスライド
フローリングなどの滑る床の上で行います。
タオルを1枚準備し、タオルの上にトレーニングを行う方の足のカカトを置き、膝を立てて仰向けで寝ます。
(逆足は伸ばしておいてください)
カカトで地面を押しながら伸ばしていく→元の位置に戻す(5秒→5秒)のサイクルで行ってください。
内股やガニ股にならないよう注意して行いましょう。
②リフト&スライド
ヒールスライドと同じ姿勢になり、両膝を立てます。
トレーニングする方の足のカカトをタオルの上に置きます。
両足で地面を押し、お尻を上げます。
(膝から背中まで一直線になるよう意識)
タオル上に乗せている方の足を、
地面を押しながら5秒かけて膝を伸ばしていきながらお尻を落としていきます。
③片足ルーマニアンデッドリフト
イスを準備し、行う足の逆の手を置きます。
行わない方の足は浮かします。
背中が丸まらないように膝を曲げた状態から、
お尻を後ろに突き出すように伸ばしていきます。
余裕があったら浮いてる足を上半身と一直線になるように上げてみてください。
このような予防トレーニングを日常的に行い、肉離れが起きにくいハムストリングスを手に入れましょう!
こちらの映像は「めんてな府中」様の作品です。
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
腰痛改善 ストレッチその①
腰痛改善の簡単ストレッチです。 腰痛には様々な原因があ...
2015年03月10日
-
ケアに取り入れたい簡単ヨガシリーズ【弓のポーズ】
皆さんは日頃のケアどうされていますか? どんな種目を取...
2018年07月04日
-
腹部ドロー差 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】
「フィジカルチェック項目:腹部ドロー差」の点数が低かった...
2017年02月07日
-
【膝に痛みや違和感があるときに】この筋肉をほぐしてみよう【第三弾 膝窩筋】
今回も前回に引き続き、関節内の靭帯や半月板に着目するので...
2017年08月27日
-
【足のグリップ力を高める】足指ケアで軽快な走りを手に入れる
今回は足の指を使えるようになるケアを紹介していきます。皆...
2018年10月26日
-
肘付き腕上げ 改善エクササイズ①【ケガ予防フィジカルチェック用】
「フィジカルチェック項目:肘付き腕上げ」の点数が低かった...
2017年02月03日
-
【ウォーミングアップにもオススメ】骨盤の柔軟性をあげるエクササイズ
ぜひ皆さんお腹を触っていただきたいのですが お腹周りカ...
2017年05月05日
-
膝が痛い!そんな時にほぐしたい筋肉その3【膝窩筋】
-
【女性】股関節ストレッチ
-
小学生がよく悩む膝の痛み!オスグットの痛みはどうしておきるの?
-
アーチを維持して怪我に備えよう!テーピングでアーチをしっかり!
-
【股関節のつまり解消におすすめ】柔軟性・可動性を高める!「スパイダーマンストレッチ」
-
肩こり解消ストレッチ
-
試合後の回復を早める方法!試合の"翌日"のケア方法
-
足首を捻挫しちゃった!そんなときのリハビリ方法1
-
木場克己が教えるサッカーストレッチ
-
足裏の機能を高めるエクササイズ4種でパフォーマンスアップを狙え!
-
【つらいスネ内側の痛み】シンスプリントの原因と対策 [テーピング]
-
『腰痛編第一弾』怪我や痛みの対処法【早期復帰】
-
【スポーツ中や朝方に注意!】足のつりを防ぐための予防&対策
-
アスリートなら知っておきたい!キネシオテーピングの効果
-
【シャワーで簡単ケア!】運動後の疲労を翌日に残さないための「交代浴」
-
さらに体がこわばっているあなたへ!胸椎と股関節の可動性を上げる「ブリッツル2」
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球