1分で巻けるシンスプリントのテーピング
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
1分で巻けるシンスプリントのテーピング
強度の高い練習をした後や、硬い地面を走った後などに起こりやすい障害『シンスプリント』の対策テーピングを紹介します!
1度覚えてしまえば1分で巻けるテーピングですので、是非有効に活用してください!
【シンスプリントとは?】
シンスプリントというと、脛の痛みと漠然的に思ってらっしゃる方も多いかと思います。
シンスプリントの多くは脛骨過労性骨膜炎という骨膜の炎症を指します。
一点に集中した痛みの場合は、脛骨の疲労骨折も場合もあります。
【なぜなってしまうのか】
シンスプリントになってしまう原因は様々考えられます。
・過労により足裏のアーチが減退。→衝撃が伝わりやすくなり、下腿の負担が増加。
・硬い地面を走ることにより、より足に負荷がかかる。→アスファルトやタータントラックなど
・ジャンプ系トレーニングによって負荷が増加。→体重が増えた場合にも起こりやすい。
・技術力不足により、地面への設置動作の際に負担のかかりやすい動きをしている。
→初心者がなりやすい理由の一つですが、パフォーマンスが上がってきている時期にも起きやすいです。
・ケア不足による下腿及び大腿、臀部の柔軟性の低下→筋肉自体の柔軟性が低下することで、衝撃を吸収できなくなる。
他にも冬季練習明けに起きやすいなど様々な原因があります。
簡単にまとめますと、下腿に対する衝撃(負担)が増加した場合に起きる障害です。
【巻き方】
動画を参考に行ってください。
①膝から足首くらいの長さでテープを切ります。
ふくらはぎが太い、ボリュームのある方は少し余裕を持っておくのをオススメします。
②内くるぶしの少し上のスネを超えた部分からスタートします。
ふくらはぎを少し持ち上げるように巻くとより効果があります。
③テープの終点は膝の外側の脛骨頭と言われるぽこっと骨が出ている場所に貼り付けます。
あくまでも目安ですので少し長くなっても構いません。
④少し上にずらして重ね貼りをすると、より効果を実感できます!
【注意点】
このテーピングでシンスプリントが改善されるわけではありません。
あくまでも痛みの軽減や予防に過ぎません。
炎症が起きてしまっている場合は、医療機関の受診やしっかりとしたケア*1が不可欠です。
無理はしないようにしてくださいね!
(*1いくつかスポーツクラウドでも紹介しています)
こちらの動画はスポーツクラウドの作品です。
***********************************************
田辺拡也(たなべひろや)
☆Sports Crowdトレーナー
施術申込:
オリンピック選手も通う強くなるためのスポーツ整体院
「Athlete BASE」 院長 http://athletebase.net
体を根本から改善する整体院
「ナチュラルーム」院長 http://naturaroom.net
*************************************************
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
小学生がよく悩む膝の痛み!オスグットの痛みはどうしておきるの?
小学生の高学年などが陥る膝の痛みがあります。それが【オス...
2016年02月08日
-
梅雨の季節の体調管理
蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。今年は、より蒸...
2016年07月08日
-
W-upにおススメ!体幹(腰回り)を柔らかくするエクササイズ
体幹(腰回り)をほぐすエクササイズの紹介です。 練習前...
2016年05月12日
-
テーピング 膝裏の違和感
膝裏に違和感を感じたときのテーピングの貼り方の解説です。...
2015年06月14日
-
【上半身の動的ストレッチ】身体の”しなり”を意識しよう!
今回はハードルを使って行う上半身の動的ストレッチをご紹介...
2017年02月05日
-
身体が柔らかいとイイ身体に!股関節を柔らかくしよう!
身体の柔軟性はアスリートの方はもちろんですが、一般の方に...
2016年03月14日
-
おなかのストレッチ
お腹のストレッチを紹介します! これはとても簡単なスト...
2015年04月07日
-
【ケア不足になりやすい部位】内転筋のストレッチ【股関節の柔軟性UP】
-
体幹を安定させるテーピング
-
毎日のケアの為に!マッサージを学ぶ【背中・腰】
-
【肩甲骨がグイグイ動く!】トップ選手が行う3つのエクササイズ
-
怪我を予防しよう!もも前のランニングテーピング
-
下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】
-
横隔膜のストレッチ
-
眠気を撃退!耳ストレッチ
-
ストレッチポールでおしりケア
-
ストレッチの真実
-
筋肉痛が辛い・・・。そんな時に【筋肉痛専用ストレッチ】
-
オレゴンプロジェクトの一員。ラップ選手のダイナミックストレッチ
-
【テーピング】腰のサポート!!
-
足首を捻挫しちゃった!そんなときのリハビリ方法1
-
膝裏が痛い原因と対処法
-
【股関節の動きが悪い…】股関節のつまりを解消し可動域を回復する3つのエクササイズ
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球