腰が痛い!そんな時にほぐしたい筋肉その3【大腿筋膜張筋・TFL】
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投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー

腰が痛い!そんな時にほぐしたい筋肉その3【大腿筋膜張筋・TFL】
今回も腰の痛みシリーズを書いていきたいと思います。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
第3弾は【大腿筋膜張筋】英語だとtensor fasciae latae。そのためTFLと略されることが多い筋肉です。
膝の痛み編でも紹介した筋肉ですが腰痛にも深く関わっている筋肉です。
スポーツクラウド内にも多くのほぐし方をご紹介していますのでぜひ検索してみてください!
【大腿筋膜張筋・TFL】
TFLは二関節筋という股関節、膝関節の2つにまたがった筋肉です。
臀部の横に位置する筋肉で腸骨の前方の出っ張り上前腸骨棘と腸骨稜から始まり
脛骨の外側に停止しています。
膝に伸びている部分が腸脛靭帯となります。
機能としては
大腿部の
・屈曲動作
・外転動作
・内旋動作
大腿筋膜全体の緊張を保ってくれています。
左右の切り返し動作や
ランニングの際のブレを抑えるなど、どのスポーツでも使用頻度の高い筋肉です。
TFLが緊張すると
いわゆる反り腰の状態になってしまいます。
そのままの状態で運動をすると
腰部の椎間板などへの負担も増えるため、怪我に繋がりやすくなります。
筋膜でつながっている腰部の筋肉周辺にも負荷がかかって来てしまいます。
そのためしっかりとケアをすることが大切です。
○ほぐし方
テニスボールや野球ボールなどで行うマッサージやストレッチがオススメです。
①、立位で脚をクロスさせます
②、そのままの姿勢をキープしたままクロスした脚をもとに戻します。
③、正面から見た際に体がくの字になるようにストレッチをしていきます。
いきなり③でもいいのですが一度①から行っていただくことで
股関節を横にずらす感覚とストレッチしている感覚がより得られるかと思います。
クロスしたままの前屈動作などでストレッチもオススメです!
簡単なケアですが、いろいろな方向に動かして刺激を加えてみましょう。
ストレッチの際は力を抜くことを忘れないようにしましょうね!
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筆者:
田辺拡也(たなべひろや)
☆Sports Crowdトレーナー
施術申込:
オリンピック選手も通う強くなるためのスポーツ整体院
「Athlete BASE」 院長 http://athletebase.net
体を根本から改善する整体院
「ナチュラルーム」院長 http://naturaroom.net
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投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
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