膝が痛い!そんな時にほぐしたい筋肉 その①【大腿直筋】
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
膝が痛い!そんな時にほぐしたい筋肉 その①【大腿直筋】
朝起きた時に膝が痛い…
プレイ中に膝に違和感がある…
座る時にいつもパキパキなってしまう…
運動をされている多くの方が悩む膝の痛み。
自由度が高い関節なので、怪我の種類や原因も多くあります。
今回は関節内の靭帯や半月板の痛みが〜ではなく
筋肉の張りによって膝に痛みが出やすい部位の紹介をして行きたいと思います。
第一弾として大腿四頭筋のうちの一つ大腿直筋に注目してみます。
ほぐし方も簡単にご紹介いたしますが、
スポーツクラウド内にも多くご紹介していますのでぜひ検索してみてください!
【大腿直筋】
パキパキ膝がなる原因の多くはこの筋肉と言われています。
大腿四頭筋のうちの一つで、膝のお皿の真上にくる部分がこの大腿直筋です。
腸骨(骨盤の前面上部の出っ張っておりところ)〜脛骨粗面(膝のお皿の少し下の部分)までくっついている筋肉です。
力を入れやすい部位なので、筋肉の拘縮や張りも起きやすくなります。
張りが強くなってしまうと膝のお皿を全体的に上に引き上げてしまい関節での摩擦が高まり、炎症を引き起こしやすくなります。
○ほぐし方
膝を曲げた状態で行うストレッチもいいですが、一つオススメのケアを紹介したいと思います。
1、壁にぴったりと背と腰、お尻をつけて長座の状態を作ります。
2、ハムストリングや臀部が張っている方はこの状態が苦しいかと思いますが、ゆっくり深呼吸をして力を抜いてください。
3、太もも前面を触ります。この時に力が入っているようであれば息を吐きながら力を抜いて行きましょう。
4、膝に近い部位から股関節の方まで優しく揉んで行きます。もみほぐすのではなく、硬くなっているところがないか探すのが目的です。
5、硬くなっている部位があればその部位を。なければ太もも中心部分を持って揺すります。
6、力が入ってきたら抜くように気をつけながら30秒〜2分ほどゆさゆさします。
ゆするだけの簡単なケアですが、筋肉にいろいろな方向から刺激が加わるため血行が良くなったり、拘縮の改善にもオススメです。
毎日使っている膝、しっかりとケアをしてあげましょう!
***********************************************
筆者:
田辺拡也(たなべひろや)
☆Sports Crowdトレーナー
施術申込:
オリンピック選手も通う強くなるためのスポーツ整体院
「Athlete BASE」 院長 http://athletebase.net
体を根本から改善する整体院
「ナチュラルーム」院長 http://naturaroom.net
*************************************************
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
体がこわばってませんか?胸椎と股関節の可動性を高める「ブリッツル1」
こんにちは、PRPの佐々木です。 今回から自分が現在働...
2016年01月27日
-
【ポール系器具ストレッチ①】アキレス腱・ふくらはぎなど下腿筋群のケア
ポール系器具を使った下腿筋群のケア方法です。 下腿筋群...
2017年02月08日
-
【日々のコンディションを整えるために】トップ選手も行う、睡眠サイクルを利用した就寝方法
『レム・ノンレム睡眠』という言葉、皆さん一度は耳にしたこ...
2017年09月21日
-
青竹踏みで疲労回復!
古くから伝わる「青竹踏み」!一度は見たことはあるのではな...
2015年09月28日
-
身体が柔らかいとイイ身体に!股関節を柔らかくしよう!
身体の柔軟性はアスリートの方はもちろんですが、一般の方に...
2016年03月14日
-
【これからの季節に注意!】その症状…オーバートレーニングかも!?【チェック項目あり】
涼しくなると気持ち良く体を動かせますよね。 そろそろ本...
2017年11月02日
-
<日本のヨガ!?真向法で自分の力を最大限に引き出そう!>
安倍首相が実践していることでも話題となった真向法ですが、...
2016年06月12日
-
前太もものストレッチ
-
正しいシューズの選び方と履き方
-
実はほとんどの人が陥ってるかも!ストレートネックのセルフチェック
-
【肩甲骨をグイグイ動かす】セルフで出来る肩甲骨可動域向上エクササイズ!
-
【今必要な知識】車中泊時のエコノミークラス症候群を防ぐ
-
ランナーにお勧め!パフォーマンス向上ストレッチ
-
足首を柔らかくしてパフォーマンスUP!
-
壁を利用して出来る!大腿直筋(前もも)のストレッチ方法
-
首と肩のストレッチ
-
最近流行のDr.ストレッチ!
-
肩のストレッチ
-
足がつる…筋肉疲労と水分・栄養不足の疑いアリ!
-
クロックスは足の成長を止める?
-
美脚、脚長ストレッチ
-
前屈(通常) 改善エクササイズ【ケガ予防フィジカルチェック用】
-
バランスボールでストレッチ
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球