朝練の効果・注意点
朝練の効果・注意点
より練習時間を確保するために、朝練習を行う事は珍しくありません。特に中高生は部活動で朝練が強制されているパターンも多いと思います。朝練にはプラスの面とマイナスの面があるので、それぞれ見てみたいと思います。
【朝練のプラス面】
・練習時間がより確保出来るので、体力・技術面が向上する。
・朝は血中のインスリン濃度が低いため、脂肪燃焼効果が高い。ダイエットに向いている。
・達成感が得られ、忍耐力が身に付く。
・早寝早起きの生活リズムを作れる。
・食欲増進。
・朝からフレッシュな気持ちになれる。
【朝練のマイナス面】
・体が起きていない為ケガをしやすい。
・睡眠不足の原因となり、成長の妨げとなる。
・自主的に行う場合、継続して行いにくい(三日坊主になりがち)
・内臓に負担がかかり易い。
・朝練で疲れて授業(仕事)に集中できない。
一番考えなければいけないのは睡眠不足になってしまうということ。朝6時からの練習でもグランドに出て準備する、グランドまで通うとなった場合の起きる時間を考えると、どうしても睡眠時間が短くなってしまう傾向にあります。
また朝ごはんを食べずに練習に参加することもあまり好ましい状況ではありません。さらにエネルギー源が切れている状況で運動することは、思考力不足、集中力不足も招いてしまいます。朝練は疲れるわりには、トレーニング効果が低いといわれるのもこのあたりに関係するのかもしれません。
そうなると朝練はやめるべき?となるのですが、より効果的な早朝練習の方法を考えてみます。
●まず前日はしっかり睡眠がとれる状況であること。
●練習前に軽く何か食べてから参加すること。
●起床からすぐに運動をはじめるのではなく、30分程度はウォーキングをしたり散歩をしたりして体を目覚めさせること。
このようなことに注意をすると、よい充実した練習になるのではないかと思います。また朝練がストレスにならないようにする配慮も必要です。朝早い試合が組まれていて、体を慣らさなければならないとき、練習時間がどうしても朝しか取れないときなどは、以上のような点に気をつけて行うようにしましょう。
(引用:真面目にスポーツトレーニング)
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【強くなりたいアスリートへ】8種類の腕立て伏せで全身を効果的に鍛えよう!
今回は、8種類の腕立て方法をご紹介します! 腕立て伏せ...
2016年11月24日
-
【忙しい方にオススメ!】効率的に体を追い込むトレーニング「タバタプロトコル」
立命館大学で教授をしていらしゃる、田畑泉博士が開発した、...
2018年05月24日
-
全身の瞬発力を鍛え上げる!【プライオメトリクストレーニング30種目】
今回は瞬発力を高め、動きの中で爆発的な強さを出すための3...
2018年02月27日
-
【子供】背中を守れ!おにごっこ
子供のコーディネーショントレーニングを紹介します。 3...
2015年10月24日
-
【脱力と固定を使い分けるために】体幹と肩甲骨周辺を鍛える動的トレーニング
今回はスポーツの基本要素である、走る・跳ぶ・投げる際に必...
2017年05月27日
-
トップ選手から学ぶ!実践に近い形のフットワーク『錦織圭選手』
オリンピックも近くなってきてスポーツニュースも盛り上がっ...
2016年07月14日
-
フライングスプリット123ジャンプ
フライングスプリットと呼ばれるトレーニングの紹介です。 ...
2015年08月21日
-
【動きの安定性UP!】中殿筋をしっかりと使えるようにするトレーニング【フットロッキング】
-
垂直跳びと爆発トレーニング
-
毎日のトレーニングの補助運動に!【肩甲骨可動域を広げるトレーニング】
-
呼吸筋のトレーニング
-
ハムストリングスを鍛えよう!ロシアンレッグカール
-
【パフォーマンスアップ】全身を使った瞬発系トレーニング
-
【腹横筋強化に!】ドローインを維持して行う「ハンドニー」
-
全身のバネを鍛えよう!二つのジャンプトレーニング
-
【コントロールテスト】全身の連動性を高める【メディシン前投げ】
-
【バネを鍛えるジャンプトレーニング!】~地面を押す力を身に着けよう!~
-
【下半身強化】腸腰筋を鍛えるジャンプトレーニング!
-
【体幹トレーニング】体幹の機能性・安定性を高めながら引き締めるトレーニング[バードドッグ]
-
【速く走りたい向け】 ミニバンドトレーニング!
-
背筋エアトレ!
-
【アメリカ大手SKLZ】公式ミニバンドトレーニング
-
挑戦!全て出来たら究極の肉体!
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球