肉離れする危険も?!こむら返りの原因と対処法
肉離れする危険も?!こむら返りの原因と対処法
突如「ピーンッ!」とふくらはぎが突っ張るような感覚に襲われる激痛、こむら返り。
朝の寝起きなど無防備な状態のときにくると、成す術なくただただ悶え苦しむ…なんて経験はありませんか?
実はこのこむら返り…放っておくと大変であることが判明。
なんと、こむら返りを繰り返すと筋肉に傷がつき、肉離れを起こしてしまうんです!
さらに、“心筋梗塞”や“脳梗塞”といった命にかかわる病気のサインの可能性も!
いつものことだから大丈夫だろうと思っていたら取り返しのつかないことに…。
なんてならないためにも、原因と対処法を知ってこむら返りを防止しましょう!
まず、こむら返りとはなんでしょう?
こむらは“腓”と書き、ふくらはぎのことを指します。筋肉が収縮してふくらはぎがつった状態になり、激しい痛みを伴う症状のことです。
原因は主に4つ。
◎栄養不足
ミネラルやビタミンB1、タウリンの不足が考えられます!
これらが不足すると筋肉が痙攣をおこしやすくなり、結果“つる”という症状として表れます。
こむら返りの予防に効果的な食品として、豆腐・納豆・わかめ・乳製品・豚肉・イカ・タコがあります。
◎水分不足
水分の不足は血行不良を招き、筋肉に栄養を行き渡らせることができなくなります。
今の季節、熱中症を予防する意味でも意識的に小まめな水分補給をしましょう!
◎筋肉疲労
運動により筋肉に負荷がかかることで老廃物が溜まります。それによって筋肉が硬くなり痙攣をおこします。
ふくらはぎは老廃物が溜まりやすくて痙攣が起こりやすいので、筋肉を柔らかく保つことが予防に繋がります。運動前後のストレッチ、日頃のマッサージを丁寧に行いましょう。
◎エアコンなどによる冷え
寝ている間にエアコンや扇風機をガンガンにかけていたりすると、足が冷えて血行不良となり、つりやすくなります。
身体を冷やさないように服装や温度などを工夫しましょう。
以上が主な原因でした。
「そういえば最近食生活乱れてるな…」「確かに水分取ってないかも…」など、思い当たることはありませんか?ぜひ参考にしてみてくださいね!
また、それでもこむら返りが起きてしまったときは。
とにかく気持ちを落ち着けてゆっくりと膝を伸ばし、さらに足首を自分の方へと反らして伸ばしましょう。
膝か足首どちらか一方だけではなく、両方伸ばすのがポイントです!1分程続けると痛みが取れます。
こむら返りを防止して、スポーツを快適に行うためだけでなく身体の健康のためにも、ぜひ栄養や身体のケアなどを気にかけてみてください!
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