【疲れ取れてますか?】運動で起こる内臓疲労の影響
【疲れ取れてますか?】運動で起こる内臓疲労の影響
長時間トレーニングをした際やマラソンなどの試合後は筋肉にダメージが入ります。
それと同様に、実は内臓も激しくダメージを受けています。
今回はその内臓疲労への対策も交えてご紹介していきます。
内臓の疲れは目で見ることができず、気がつきにくいものです。
下記のような症状が続く方は内臓疲労を起こしている可能性があります。
・顔や手足がむくむ
・食欲がない。胃もたれを起こす。
・体がだるく、やる気が起きない。
・寝ても疲れが取れない
・下痢のようにお腹の調子が悪い。
内臓と一言で言っても消化器、呼吸器、泌尿器、内分泌器、生殖器と別れます。
安静時には全体の40%ほどの血流があるのですが、
運動時には5%ほどに減ると言われています。
激しく動く筋肉の方へ血流が集中するためです。
血液を通して栄養分と酸素が運ばれて老廃物は排出されています。
運動している間は、普段以上に栄養も酸素も必要なわけで、優先して筋肉に血液が回ります。
その分、胃腸への血流は減る。結果的に活動するための栄養も酸素も少なくなることになります。
一方運動中は疲労物質や老廃物が発生しますから、ろ過器官である腎臓や肝臓も非常に忙しい状態となります。
運動中はアドレナリンも分泌され、興奮・緊張した状態となり内臓の負担が増加します。
また、激しい運動を長く行うことで内臓が揺れ続け、外的にもダメージを受けてしまいます。
【内臓疲労を回復させる為にはどうすれば良いのか】
それにはやはり食生活が大切になります。
運動中は発汗によって体内の水分がどんどん失われます。
そのためなるべく水分をこまめに摂取し、血流を良くしてあげましょう。
この際に冷え過ぎたドリンクを摂取すると逆に負担がかかってしますため注意しましょう。
また運動後、30分以内に蛋白質と糖分を摂取するのも回復には重要です。
30分以内に牛乳など乳製品を取ると血流も増加するという研究報告もあります。
普段から十分な栄養や鉄分を意識して、いろいろな食品をバランスよく食べましょう。
内臓が疲れていると感じた時は、脂っこいものは避け、消化の良いメニューに変更してみて下さい。
必要な栄養としては、
肉体疲労にはビタミンB群が良いですが、
内臓疲労にはアミノ酸がオススメです。
内臓の揺れに関しては、
『体幹をしっかり鍛えること』
で筋肉が支えとなり内臓の揺れを軽減させてくれます。
またランニングの際は、なるべく上下動の少ないフォームで走るように心がけてみて下さい。
内臓の疲労は気がつかないうちに溜まっていきます。
体の内側の疲労にも気を使ってあげましょう。
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