「カラダを絞る際に気を付けたい!減量時に意識してもらいたい事」
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
「カラダを絞る際に気を付けたい!減量時に意識してもらいたい事」
スポーツを行なっている方にとって減量時に1番気を付けたい事、それは「筋肉量・筋量を落とさない事」だと思います。
今回は減量時のポイントについて紹介していきたいと思います!
●なぜ筋肉維持が重要か?
減量時にトレーニングプランと食事プランがうまくいかないと、筋肉量・筋量が減ったり以前のレベルに戻ってしまいます。
具体的にはアスリートやボディビルダーレベルでも1年間で約2kgの筋肉量しか上がらないと言われています。
減量で筋肉を2kg落としてしまったら、1年間の努力が無かったことになってしまいます。
このように筋肉は作るのには時間がかかるものの、簡単に減ってしまうのです。
ちなみに短期的な減量も流行っていますがその分のリスクも大きく、長期的な減量プランの方が筋肉量・筋力を落とさないどころかアップさせる事も可能なのでおすすめです。
●たんぱく質はしっかり確保
食事制限で減量しようとする方は多いと思いますが、多いのがたんぱく質の不足です。
たんぱく質が不足すると筋肉への栄養が足りなくなり、筋肉量の減少につながってしまいます。
アスリートやカラダ作りをしている人は1日に体重の約2倍のグラム数が推奨されています。
(体重70kgであれば1日に140g)
食事制限中でも、最低でも体重あたり1gの摂取を心がけましょう!
●たんぱく質摂取で注意してほしい事
たんぱく質を摂る際に
「自分が1日にどれだけのたんぱく質を摂取しているかが分からない」
という方は意外に多いです。
そんなときは栄養表示を見ながら計算してみましょう。
お肉なども200gの鶏肉すべてがたんぱく質ではないので注意してくださいね。
●体脂肪に着目する
ホルモンの関係で、体脂肪が多いと筋肉がつきにくくなると言われています。
つまり体脂肪が少ない状態であれば、同じトレーニングでも効率的に筋肉を維持できるということです。
この目安としては、スポーツ種目や性別などにもよりますが、男性であれば体脂肪が18%以下をまずキープするようにしましょう。
この数値を超えている方は、有酸素運動などでまず体脂肪を下げることを意識してみると、その後の筋肉を維持した減量がスムーズにいきます。
減量時の参考にしてみてください。
*********************
齋藤 勇人(さいとう ゆうと)
スポーツトレーナー(大学トレーニングジム 高校ラグビー部etc.)
【ライセンス】
JATI-ATI
NSCA-CPT
SAQインストラクター
*********************
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【知ってほしい】ノンシュガードリンクの危険性
お店で度々目にするノンシュガードリンク、ノンジュガーエナ...
2016年09月21日
-
焼き肉に行ったら食べてほしい!】ミネラルが豊富な『内臓肉(ホルモン)』
皆さん焼き肉はお好きですか? カルビや豚トロ…だけ...
2016年12月22日
-
水を飲んでパフォーマンスアップ!「ウォーターローディング」ってご存知ですか!?
ウォーターローディングとは、スポーツの世界で注目されて...
2016年04月22日
-
9月の旬 野菜・果物
いよいよ明日から9月ですね。暑い暑い夏も少しパワーダウン...
2015年08月31日
-
【脳も筋肉も欲している】スポーツにおけるブドウ糖の役割
糖=太るもの・余分なもの、と考え避けてはいませんか? ...
2017年02月13日
-
高橋尚子氏が語る、「マラソン前の食事」
元マラソン世界記録保持者、2000年シドニー五輪女子マラ...
2016年04月13日
-
ホエイプロテインWPC製法
まず筋肉増量に代表的なのがホエイプロテインになります。 ...
2015年02月09日
-
ケガをしてしまった時に!ケガの回復を早める栄養素
-
【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能
-
梅雨を乗り切る食事法&栄養
-
プロテインの飲み方 注意点
-
リバウンド防止法
-
【練習後に食べよう】コンビニにある最強プロテインフード!
-
やる気をアップし運動効果をあげよう!テストステロンの働きを高める3つの栄養戦略!
-
買うなら海苔巻き!?運動前後に食べるなら、このおにぎり!
-
【スプリントパフォーマンスの向上にも!】サプリメントでアプローチ「アルギニン編」
-
菜食主義のメダリスト
-
マラソンを完走するための食事法
-
アスリートにおすすめ!お餅の栄養と効能
-
第6の栄養素!?【水分】
-
こたつの上の”みかん” どれくらいの栄養があるの!?
-
集中力不足の時に使ってみよう!砂糖水でモチベーションアップ!?
-
アスリートに必要な食材
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球