体の中心からの爆発力を鍛える「ケトルベルスイング」
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2016年11月20日
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
体の中心からの爆発力を鍛える「ケトルベルスイング」
今回は、ヒップヒンジ(骨盤前傾で腰を引いて体重を後方に移動させた状態)からの
爆発力を養う「ハードスタイル・ケトルベル・スウィング」をご紹介します。
動画の前半は要点の復習で2:00からケトルベル・スウィングです。
ケトルベルがない人も、ダンベルなどで応用することができます。
負荷が大きいので動画中で紹介するベイビー・プランクとデッドリフトが
できる人のみ挑戦するようにしてください。
※この2つについては過去のスポーツクラウドの記事でそれぞれ解説しています。
○目的:
一番”安全に”ヒップヒンジ、つまり腰を引いた状態からの爆発力を養う
○方法;
・ケトルベルのハンドルの横に内側のくるぶしが来るように立ちます。
・そこから足を半歩ほど横に開きます。つま先はまっすぐにしておきましょう。
・そこから後方に一歩下がります
・ヒップヒンジをして手を伸ばしてハンドルをつかみます
・ケトルベルを後方にスウィングして、勢いをつけたまま前方にもスウィングします。
・決めたレップ数をこなした後は、ゆっくりと床に置きます。
○効果:
ヒップヒンジさえできれば、スウィングはパワーを養うエクササイズに中で一番安全にできるエクササイズです。
古くからロシアや東ヨーロッパではケトルベルは愛用され、その実用性は非常に高いことは旧ソビエトの特殊部隊・スペツナズの元フィジカル・コーチ、Pavel Tsatsoulineからも実証済みです。
しっかりとした重量設定をすれば、何回でも行えるので筋持久力、そして代謝を上げたい方にもオススメです。
○注意点:
必ず選手が安全にできる所でする。
痛みが出る場合は、一度止めて原因を究明する。
必ずヒップヒンジ・デッドリフトが出来てからスウィングをしましょう。
ヒップヒンジがうまくできないで行うと、腰を痛める危険があるので、
必ず順序を追って行ってください。
お知らせ:
11月27日に都内で自分のワークショップを開催することになりました。
この記事のような内容を詳しくご紹介し、みなさまのパフォーマンスアップに貢献していきたいと思っています。
詳細はスポーツクラウドトップページのピックアップ欄にあるイベントから。
もしくはフェイスブックのイベントよりチェックしてください。
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筆者:
佐々木優一
マレーシア オリンピック代表チーム帯同セラピスト
☆MS.,ATC.,LAT., NASM-PES。BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)。
大学院レベルでファンクショナルトレーニングを学んだ唯一の日本人。
メジャーリーガーなど海外のトップ選手のケアを担当。
リオ五輪でマレーシアチームから出た銀メダリスト、パラの金メダリストを複数担当(パラはすべて世界記録)
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
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