【膝に痛みや違和感があるときに】この筋肉をほぐしてみよう【第五弾 下腿三頭筋】
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
【膝に痛みや違和感があるときに】この筋肉をほぐしてみよう【第五弾 下腿三頭筋】
関節内の靭帯や半月板に着目するのではなく、筋肉の張りによって膝に痛みが出やすい部位の紹介をしていく本シリーズ。
第5弾は【下腿三頭筋】に着目したいと思います!
スポーツクラウド内にも多くのほぐし方をご紹介していますのでぜひ検索してみてください!
下腿三頭筋はいわゆるふくらはぎと言われる部分です。
運動だけでなく、普段の生活でも使用頻度が高いため、ふくらはぎが硬い、痛みやだるさがあるがと言った方も多いのではないでしょうか。
【下腿三頭筋】
下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋の二つに分けられます。
腓腹筋は大腿骨の外側頭と内側頭から起こり踵骨の踵骨隆起に付着しています。
作用は足関節の底屈、膝関節の屈曲。
爪先を伸ばす動きと、膝を曲げる動きですね。
ヒラメ筋は脛骨のヒラメ筋線という位置と腓骨頭周辺から起こり同じく踵骨隆起に
付着しています。
名前のごとく平たい形状をしている筋肉です。
作用は足関節の底屈があります。
こちらも爪先を伸ばす動きをします。
腓腹筋ヒラメ筋が張ってしまうと、膝が伸ばしにくくなります。
そのため立っている時などの日常時や運動をしている際にも常に膝を曲げている状態になってしまい、負担がかかりやすくなってしまいます。
また下腿三頭筋の腱、アキレス腱の柔軟性も低下するため、運動時のクッション性も低下し、怪我だけでなくパフォーマンスにも影響が出てきます。
そのためしっかりとケアをすることが大切です。
○ほぐし方
今回は簡単なセルフマッサージをご紹介したいと思います。
①仰向けで寝た状態で膝を立てます。
②片方の膝の上に腓腹筋ヒラメ筋を当てます。
*痛い方はこの状態でかなり刺激を感じると思います。
③上の足をリラックスしながら縦横や円に動かします。
コツとしては最初は置いたままとにかく力を抜くことです。
いわゆるコリの部分を当てていると自然にほぐれてくれますよ!
寝ながら出来るセルフケアなので、
リラックスしながら行ってみてください!
***********************************************
筆者:
田辺拡也(たなべひろや)
☆Sports Crowdトレーナー
施術申込:
オリンピック選手も通う強くなるためのスポーツ整体院
「Athlete BASE」 院長 http://athletebase.net
体を根本から改善する整体院
「ナチュラルーム」院長 http://naturaroom.net
*************************************************
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-

足裏の機能を高めるエクササイズ4種でパフォーマンスアップを狙え!
足裏(足底)のケガに悩まされているアスリートも多いかとお...
2016年02月18日
-

【テーピング】ハムストリングス
ハムストリングスのつり予防効果のあるテーピングの方法です...
2015年04月02日
-

武井壮から学ぶ!怪我をしない技術
武井壮さんが「アスリートが長く活躍する」秘訣を教えてくれ...
2016年03月22日
-

10分でできる簡単セルフケア『疲労回復にぴったりなコントラストバス』
最近は気候も安定せず、まだまだ寒い日が続くのかなと思いき...
2016年03月26日
-

フットローラーで足裏をほぐす
今回は足裏をほぐすためにいつものグリッドローラーよりも、...
2015年10月13日
-

二人組で効果抜群!腰、おしりのストレッチ
今回は、腰、臀部(おしり)の二人組ストレッチを紹介してい...
2015年11月14日
-

足のむくみ解消ストレッチ
今日は金曜日。お仕事お疲れ様でした。 立ち仕事だった人...
2015年04月24日
-
【テーピング】腰のサポート!!
-
お尻のストレッチ!毎日のストレッチに加えよう
-
プロテイン代わり!? きなこ牛乳
-
スポーツ選手と仮眠。仮眠の効果を考える
-
腹部ドロー差 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】
-
【女性】股関節ストレッチ
-
毎日をがんばるあなたに。12分ストレッチで体をリセットしましょう
-
寝たままで簡単!ボールで肩こり解消
-
股関節の可動性を高めるチューブエクササイズ
-
【疲労回復】深呼吸の効率をさらにあげよう!「コントラストブレス」
-
【休んで強くなる!】アクティブレストの上手な行い方
-
2人組で肩甲骨はがし
-
白米は一度冷やしてから食べるべし!?「レジスタントスターチ(RS)」って何!?
-
足がつる…筋肉疲労と水分・栄養不足の疑いアリ!
-
【ポール系器具ストレッチ①】アキレス腱・ふくらはぎなど下腿筋群のケア
-
【女性】骨盤矯正エクササイズ
Category New/カテゴリー新着情報
【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細
【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細
【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細
【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細
【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細
【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細
【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細
【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細
【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細
【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球











