ヨハン・ブレイク 150m
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投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
ヨハン・ブレイク 150m
今までボルト選手、パウエル選手とジャマイカの2名を紹介してきましたが、この男も忘れてはいけない存在です。
"ヨハン・ブレイク選手(Yohan Blake 25歳)"ジャマイカの陸上競技選手、2011年世界陸上競技選手権大会男子100m金メダリスト。男子100mのジャマイカジュニア記録保持者です。
100m9秒69の自己記録は2012年10月現在、ウサイン・ボルトに次ぐジャマイカ歴代2位の記録、200m19秒26の自己記録もウサイン・ボルトに次ぐ世界歴代2位の記録で、不滅の世界記録と言われたマイケル・ジョンソン選手の記録を破ったもう一人の選手です。レーサーズトラッククラブに所属し、ボルト選手とダニエル・ベイリー選手の練習パートナーを務め、ともにグレン・ミルズの指導を受けています。。
ではヨハン・ブレイク選手はどのような走りをするのでしょうか!?
150mのレースの動画がありましたので、その映像を僕なりに分析してみました。
50m通過 5秒69
100m通過 10秒06
150m finish 14秒71(+1.3m)
ウサイン・ボルト選手ほどの身長やストライドはありませんが、極端に"接地時間が短い"です。その短い接地時間を可能にしているのは、"足の挟み込み動作"と"股関節の切り替えが物凄く速い"という所にあると思います。
しかし、ただ足の動きだけ意識していてもその動きはできないです。
上半身(主に肩甲骨)をダイナミックに使いつつ、力を入れるべき所にアクセントがあり、その動きが股関節の動きと噛みあっています。
その動きが出来ることで、ヨハン・ブレイク選手のような股関節の切り替えと足の挟み込み動作が可能になるように思います。
その結果接地時間が短くなりますね!
投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
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