各スポーツでも定番!ミニハードル走でピッチをあげよう
各スポーツでも定番!ミニハードル走でピッチをあげよう
各スポーツでミニハードルを用いたスピードトレーニングが取り入れられていますが、ミニハードルを使うことによってどのようにトレーニング効果が得られるかということを考えてみましょう。
今回はミニハードルの間を1歩で走る、「1ステップミニハードル走」です。
モデルはアメリカンフットボール選手で、ハードル間はおよそ1m程度だと思われます。
この時に映像の選手は足は速く刻めているものの、姿勢が若干後ろへ残っている(腰の位置が後ろ側になっている)ことがわかります。
この状態で走っていても、距離を追うごとにスピードをあげていくことが出来ません。ポイントとしては背中、おしり、かかとが一直線になるような姿勢をとりながら前傾を加えて走ることです。前傾という姿勢は身体を斜め80度程度の傾斜になるように傾けて走る姿勢です。
この姿勢を守りながら、ミニハードルの間隔を1m、1.5m、2m・・・と広げていきましょう。もちろん、1mの時のピッチ(足の回転数)を落とすことなく、距離を伸ばしていくことを念頭に置きながらしましょう。
間隔が広がっても回転数を下げないようにすることでストライドが広がりながらピッチが速い状態なので、自然と速くなっていきます。
ミニハードルの間隔が広がってしまうことで足を前に出してハードル間を走ろうとしてしまいがちですが、足だけではなく身体ごと前へ進む意識を持って走ることで姿勢が保たれつつストライドを伸ばしていくことが出来ます。足だけで走るのではなく、身体で走る気持ちで行いましょう。
この映像は「King Sports Training」様の作品です
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