旧ソビエト式、爆発力を鍛える「ケトルベルスウィング」!
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2015年12月23日
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
旧ソビエト式、爆発力を鍛える「ケトルベルスウィング」!
今回は、ヒップヒンジ(腰を引いて体重を後方に移動させた状態)からの
爆発力を養う「ハードスタイル・ケトルベル・スウィング」をご紹介します。
動画の前半は要点の復習で2:00からケトルベル・スウィングです。
ケトルベルがない人も、ダンベルなどで応用することができます。
負荷が大きいので動画中で紹介するベイビー・プランクとデッドリフトが
できる人のみ挑戦するようにしてください。
※この2つについては過去のスポーツクラウドの記事でそれぞれ解説しています。
○目的:
一番”安全に”ヒップヒンジ、つまり腰を引いた状態からの爆発力を養う
○方法;
・ケトルベルのハンドルの横に内側のくるぶしが来るように立ちます。
・そこから足を半歩ほど横に開きます。つま先はまっすぐにしておきましょう。
・そこから後方に一歩下がります
・ヒップヒンジをして手を伸ばしてハンドルをつかみます
・ケトルベルを後方にスウィングして、勢いをつけたまま前方にもスウィングします。
・決めたレップ数をこなした後は、ゆっくりと床に置きます。
○効果:
ヒップヒンジさえできれば、スウィングはパワーを養うエクササイズに中で一番安全にできるエクササイズです。
古くからロシアや東ヨーロッパではケトルベルは愛用され、その実用性は非常に高いことは旧ソビエトの特殊部隊・スペツナズの元フィジカル・コーチ、Pavel Tsatsoulineからも実証済みです。
しっかりとした重量設定をすれば、何回でも行えるので筋持久力、そして代謝を上げたい方にもオススメです。
○注意点:
必ず選手が安全にできる所でする。
痛みが出る場合は、一度止めて原因を究明する。
必ずヒップヒンジ・デッドリフトが出来てからスウィングをしましょう。
ヒップヒンジがうまくできないで行うと、腰を痛める危険があるので、
必ず順序を追って行ってください。
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筆者:
佐々木優一
☆MS.,ATC.,LAT., NASM-PES。BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)。
アメリカで活動を行っており、テネシー州Lee Universityの野球チームをメインに
幅広く学生アスリートの怪我の予防プログロムの作成やリハビリなどを担当。
➣詳しいプロフィールはこちら;
https://performancerestoration.wordpress.com/profile/
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
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