パフォーマンス低下の原因。腸脛靭帯(ももの外側)をほぐそう!
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
パフォーマンス低下の原因。腸脛靭帯(ももの外側)をほぐそう!
こんにちは、PRPの佐々木です。
今回はITバンド、すなわち腰から太ももの外側まで伸びている腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)をほぐすエクササイズをご紹介します。
名前の通り靭帯なので、腸脛靭帯をほぐすというよりは周りの筋肉をしっかりほぐしていくことが重要になります。
腸脛靭帯が固まると、内側の筋肉を使いづらくなったりと走る・支えるうえで非常に問題なので、しっかり意識的にリリースしていきましょう。
○目的:
ITバンドを5−10分以内に緩める
○方法:
リリースする筋肉は以下の3つです。
TFL
従来のフォームロールやストレッチポールなどでITバンドのケアをするポジションになる
フォームロールは骨盤のところに来ます。TFLは骨盤の前の部分から出っ張っている所(ASIS)から後ろへ斜め下の所にあります。
大臀筋
フォームロールの上に座って、リリースする側の足を組みます。
この時に体をリリースする方へ傾けます。
太ももの外側の筋肉(Vasutus Lateralis)
従来のフォームロールやストレッチポールなどでITバンドのケアをするポジションになる
体を前に少し傾けます。
○効果:
ITバンドにくっついている筋肉をリリースすることでそれらの筋肉も緩めることができます。
○注意点:
必ず選手が安全にできる所でする。
激しい痛みが出る場合は、一度止めて原因を究明する。
では、また次回!
この動画は「Performance Restoration Project」の作品です。
***********************************************************************
筆者:
佐々木優一
☆MS.,ATC.,LAT., NASM-PES。BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)。
アメリカで活動を行っており、テネシー州Lee Universityの野球チームをメインに
幅広く学生アスリートの怪我の予防プログロムの作成やリハビリなどを担当。
➣詳しいプロフィールはこちら;
https://performancerestoration.wordpress.com/profile/
***********************************************************************
投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【運動前のストレッチがNGは本当?】 ウォーミングアップにおけるストレッチの考え方
「運動前の静的なストレッチはパフォーマンスを低下させる」...
2018年09月02日
-
開脚ストレッチ!ギムニックボールを活用
中々、柔らかくならない開脚ストレッチ! 今回、紹介...
2016年07月11日
-
手首のテーピングをして手首の捻挫などの予防をしよう!
手首のテーピングにはいくつかのバリエーションがありますが...
2016年04月27日
-
実はほとんどの人が陥ってるかも!ストレートネックのセルフチェック
現代人が抱える肩こり、頭痛、めまいなどの症状。実は首が原...
2015年11月27日
-
【けが防止に!】足首を柔らかくしてパフォーマンスをあげよう!
今回は足首を柔らかくするためのストレッチ方法をご紹介しま...
2016年11月10日
-
腰をほぐすウエストツイスト
腰をほぐすストレッチの紹介です。 映像のようにまずは足...
2015年06月09日
-
試合後の回復を早める方法!試合当日のケア方法
皆さん、試合後の疲労回復をどのような方法で行っていますか...
2016年05月04日
-
動的ストレッチ4種
-
つま先立ち 改善エクササイズ大腿前面【ケガ予防フィジカルチェック用】
-
【体幹部周辺の柔軟性向上】背中&腹部をストレッチする!「サイドリーチアップ」
-
むくみ解消ストレッチ
-
怪我の予防やパフォーマンス向上に!大腿筋膜張筋”TFL”のストレッチ
-
そろそろ疲労がたまってくる時期…腰や背中、お尻のストレッチまとめ!
-
中殿筋・大殿筋をケアしよう!風呂上りやダウンでおすすめ、静的ストレッチ
-
寝つきをよくする方法
-
不眠に悩まされていませんか?不眠にきくツボを覚えよう!
-
足裏アーチを形成するトレーニング『ショートフット』
-
【東洋医学】睡眠の質を向上させるためのツボを押してみよう!【疲労回復】
-
【しっかりと履けていますか?】正しいシューズの履き方【見直してみよう!】
-
【負荷をかけたらケアもしよう!】腸腰筋のストレッチ
-
さらに体がこわばっているあなたへ!胸椎と股関節の可動性を上げる「ブリッツル2」
-
【壁があればOK!】肩甲骨の動きを改善するウォールスライド
-
足のむくみ解消ストレッチ
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球