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ジョナサン・エドワーズに学ぶ!三段跳”水切りジャンプ”の極意②

  • 投稿者:たけぞうトリプルジャンパー

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ジョナサン・エドワーズに学ぶ!三段跳”水切りジャンプ”の極意②

ジョナサン・エドワーズに学ぶ!三段跳“水切りジャンプ”の極意②

前回は腰の位置の重要性についてお伝えしていきましたが、今回は、②脚さばきと踏み切り角度の面から技術的ポイントをお伝えしていきます。また、砂場を使わずにできる練習方法も紹介していきますので最後までお読みいただければと思います!


脚さばきと踏み切り角度といっても、三段跳びは助走+三回の踏み切りということで、すべてを解説していくとものすごい長文になってしまうので、今回は最も難しいとされる局面を解説していきます。

三段跳を局面ごとに区切ると、以下のような5つの区分になります。

1. 助走+踏切準備動作
2. ホップ踏切
3. ステップ踏切(ホップ着地)
4. ジャンプ踏切(ステップ着地)
5. 着地

今回は、最もつぶれやすいとされる2.ホップ踏切~3.ステップの踏切(ホップの着地)について、ポイントをお伝えできればと思います。
そして、この局面での理想はステップでフローティング(身体が浮いたような感覚)を得られるような動きをしていくことですが、実際にはここでつぶれてしまう方が多いのではないでしょうか!?

【つぶれる原因】
・ホップで高く跳びすぎている(踏み切り角度が大きすぎる)。
・脚さばきが悪く、捉えるべきタイミングで地面を捉えられていない。
・腰の沈みこみが大きく、それに耐えることができてない。

などが挙げられます。これらを改善していくためには、ホップでの適切な①踏み切り角度と②脚さばきが重要となります。
今回はその2つについてポイントをお伝えしていきます。

【①適切な踏み切り角度とは】
1.具体的な踏み切り角度
一般的にホップの踏み切り角度は14°~18°といわれています。(走り幅跳び=20°~25°)
走幅跳のように上へ跳び上がるのではなく、三回目のジャンプまでスピードを保つために均等に跳ぶことをイメージし、低く遠くへ跳ぶことが重要でしょう。

2.その際の注意点
かといって低すぎると、ホップの脚をさばく時間が短くなるので、最低限その時間のある踏み切り角度を見つけることが重要です。
また、低く跳ぼうとしすぎると上半身が前のめりになりすぎ、フローティングを得られないというような余裕の無い跳躍に繋がりうるので、踏み切り時の上半身は地面と垂直にあるということを心がけましょう。(※骨格により個人差はあります)

【②脚さばきのポイント】
脚さばき=脚の動き+接地のタイミング

1.自分より前で脚をさばく
つぶれてしまう多くのひとは、自分の体より前で脚をさばくことができていません。
ホップで踏み切った後、ステップの接地時に自分より前に脚を持ってくる、そして自分から地面を捉えにいくことが重要です。
ではここで、ジョナサン・エドワーズの動画を見ていきましょう。三回の接地どれをとっても脚を前でさばいており、地面を上から積極的に捉えていることが分かります。
ポイントは接地時に脚・足が上から振り下ろされることです。

2.接地はタイミングが命
つぶれてしまう多くの人は、空中で我慢できずにすぐに接地しようとして重心にうまく乗れず空回りしてしまうという傾向にあります。ホップはなるべく大きな動きをしていくとことを心がけ、空中にいるときに余裕を持つことが重要です。
接地の際には、”地面を上から捉える”といった足の末端までのコントロールと、地面反力をもらうための姿勢(体を一本の棒にする)を意識していきましょう。足先までのコントロールが難しい!できない!というように接地がどうしても雑になってしまう人は、足首をフレックス(つま先をあげ、足首の角度を狭くする)して、足首周辺に意識を持っていくことで繊細な接地へと近づくでしょう。

※また、脚さばきと同様に前回紹介した腰の高さもフローティングを得るためには非常に重要なので、合わせてマスターしていきましょう。

【練習方法】目的→ステップでフローティングを得られるようになること
・3〜5歩の短い助走からホップステップ
ステップを空中で止まるような意識でやってみましょう。
※砂場必要なし!!


次回は、③腕の使い方について書いていきたいと思います!

  • 投稿者:たけぞうトリプルジャンパー

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