スポーツシーズン本格到来!万が一のケガに備えて応急・ RICE処置
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位

スポーツシーズン本格到来!万が一のケガに備えて応急・ RICE処置
【ケガをしたら】
スポーツなどで怪我をしてしまった場合、医療機関で診察・治療を受ける事はもちろんですが、 それまでの間に適切な応急処置が出来れば
●症状の悪化を防ぐことが出来ます!
●早期回復につながります!
軽い怪我だと自己判断してしまうと、後遺症につながる場合もありますので、 まずは正しい応急処置を行い、、医療機関で診察・治療を受けましょう。
【怪我をした時の身体の反応】
身体を損傷した場合、以下の反応が起こります。
・疼痛(とうつう)-痛み。
・腫脹(しゅちょう)-腫れです。腫れは損傷した部位の周囲にまで広がっていきます。
・熱(ねっかん)-損傷した部位に熱を帯びます。
・発赤(ほっせき)-充血やうっ血。
・機能障害-正常な動きや反応が出来なくなる。
上記の反応は身体を回復/修復させるための正常な反応ではありますが、過剰な反応が 起こることで、かえって症状を悪化させる場合があります。
【怪我をしたらRICE処置】
損傷部の過剰な反応を最小限に抑え、回復を早めるのがRICE<ライス>処置です。
【Rest:安静】
損傷部だけではなく、身体全体を安静にさせます。
【Ice:冷却】
患部を冷す事で痛みを軽減し、損傷部位周辺の正常な細胞を冬眠状態にすることで損傷の広がりを抑えます。
【Compression:圧迫】
腫れを抑えるため、弾力包帯などで患部を圧迫します。
【Elevation:挙上】
損傷部を心臓よりも高い位置に挙げて腫れを抑えます。
上記を同時に行うことで損傷部の回復を促します。
※すべてが行えない場合でも、どれかひとつだけでも行うことにより治癒促進、症状の悪化を防ぐ事が出来ます。
※氷が無ければ流水でもかまいませんので、上記に出来るだけ近い状況を作ることが肝心です。
【RICE処置の注意点】
○創傷(傷)部が有る場合はRICE処置を行わず、創傷部の処置を優先させます。
○アイシングは30分以上行うと凍傷になりますのでご注意下さい。
○アイシングの目安は15分~20分で、下記のような反応の変化があります。
ジーンとする→暖かく感じる→ピリピリする→感覚が麻痺する
※感覚が麻痺したら15分~20分たたなくてもアイシングを終了してください。
投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【5分でチェックしてみよう!】足つぼ健康チェック
みなさんはお風呂屋さんなどで、足つぼマッサージ機や足つぼ...
2018年06月21日
-
座ったままでOK!硬くなってしまったお尻のストレッチ【怪我予防にもオススメ】
今回は椅子に座ったまま出来る、お尻を伸ばすストレッチを2...
2018年02月09日
-
長距離移動後のストレッチ
長時間座っていると筋肉が固まり腰痛に繋がる危険性がありま...
2015年06月20日
-
なかなか治らない怪我への対処法【慢性的な症状にアプローチ】
スポーツやトレーニングをしている人ならば 一度はどこか...
2018年02月12日
-
シンスプリントのテーピング
今回は『シンスプリント』のテーピングです。 私も高校生...
2015年04月07日
-
【壁があればOK!】肩甲骨の動きを改善するウォールスライド
今回は肩と肩甲骨の動きを改善するウォールスライドをご紹介...
2018年01月09日
-
捻挫の回復が早まる!Voodoo バンドテクニック
こんにちは、PRPの佐々木です。 今回は自分が足首...
2016年01月26日
-
【テーピング】ハムストリングス
-
【運動前のストレッチがNGは本当?】 ウォーミングアップにおけるストレッチの考え方
-
【猫背改善!】胸椎を伸展させ呼吸を楽にするストレッチ
-
ハムストリングの柔軟性をアップ!動的ストレッチ【ワームウォーク】
-
さらに体がこわばっているあなたへ!胸椎と股関節の可動性を上げる「ブリッツル2」
-
頭痛の方へオススメ
-
スポーツ選手と仮眠。仮眠の効果を考える
-
1日5分だけの美脚ストレッチ
-
膝の痛み改善予防【適切なケアで障害を予防しよう】
-
股関節のセルフリリース
-
捻挫をしたときはこれ!足首のテーピング!
-
毎日のケアの為に!マッサージを学ぶ【背中・腰】
-
長距離ランナー必見 マラソンに役立つテーピング
-
腰回りのトレーニング&ストレッチに!【リバーストランクツイスト】
-
【女性】生理前後のトレーニグ
-
梨状筋(お尻)のストレッチ
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球