【筋力を高めるために】筋線維稼働率を上げるための方法
- 【関連ワード】
- ウエイトトレーニング
- 筋力
2017年03月07日
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:SHIHO運動×栄養アドバイザー

【筋力を高めるために】筋線維稼働率を上げるための方法
前回のコラムでお伝えした、“神経と筋肉の疎通”を踏まえ、今回は具体的な実践方法をお伝えします。
(過去記事:【筋肉量は多いのに重さを挙げられない原因】筋力を高めるために必要なこと)
神経と筋肉を疎通させるために、以下の3点を意識したトレーニングをオススメします。
1.筋力トレーニングの直後に、瞬時に力を発揮する動きを取り入れる。
〈例〉
・スクワットの直後に速い腿上げを行う。
・ベンチプレスの直後に、素早い腕立て伏せを行う。
・デッドリフトの直後に、反復垂直跳びを行う。
2.高強度・低回数の筋力トレーニングを取り入れる。
最大挙上重量の90%程度の負荷で1〜3回上げるトレーニングを行うことは、稼働する筋線維を増やすのに効果的です。また、力を入れる際に声を出す(シャウトする)と、脳の制御機能を一時的に外す効果もあると言われています。
3.筋肉を伸ばしながら力を入れる(エキセントリック)トレーニングを行う。
筋肉を伸ばしながら、または伸ばした状態を維持しながら力を入れるトレーニングでは、速筋線維が素早く動員されます。速筋線維は大きな力を生み出すために、遅筋線維より多くの筋線維が稼働します。
1〜3は負荷の高いトレーニングです。いきなり高負荷で行うのではなく、徐々に強度を上げていくようにしましょう。
_________________
SHIHO:(スポーツクラウド栄養士)
栄養士・健康運動指導士
札幌を拠点にパーソナルトレーナー&栄養士として活動。
ボディメイクやトレーニング、腸活、レシピなど運動と栄養を合わせた視点で、全国で活躍中。
_________________________
投稿者:SHIHO運動×栄養アドバイザー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【強くなりたいアスリートへ】8種類の腕立て伏せで全身を効果的に鍛えよう!
今回は、8種類の腕立て方法をご紹介します! 腕立て伏せ...
2016年11月24日
-
世界トップ選手の走りの意識!パウエルの動き作り
元100m世界記録保持者のアサファ・パウエル選手の動き作...
2016年01月23日
-
覚えておきたい!内転筋の働きと鍛え方!
膝を痛めやすいランナーの方や、 サッカーで内反ねんざを...
2016年07月22日
-
筋肥大効果を最大化させるには
筋トレを最大限効果的にするアドレナリンの出し方 【科学...
2015年04月14日
-
【動的ストレッチにも◎】股関節と肩甲骨の連動性を高める【ワニウォーク】
今回は股関節と肩甲骨の柔軟性を高め、全身の連動を促すエク...
2016年10月01日
-
【下半身強化】腸腰筋を鍛えるジャンプトレーニング!
今回は、下半身を強化する「ニーリングジャンプ」について紹...
2017年06月23日
-
世界一キレイな体幹トレーニング?
カナダの新体操チームによる体幹トレーニングの紹介です。 ...
2015年10月09日
-
6つのトレーニングで体幹を強化! レベル1編
-
自宅で簡単に行える【O脚改善エクササイズ】
-
バランスボールトレーニング
-
毎日のトレーニングの補助運動に!肩甲骨可動域を広げるトレーニング
-
ランナーのための!腸腰筋の補強&エクササイズ
-
自重で追い込め!【3分間トレーニング】
-
上半身をがっつりトレーニング!【25種目のプッシュアップ】
-
【体幹部&下半身強化】ボールを使った連動トレーニング!
-
心拍数意識してますか?【トレーニングの質を高めるために】
-
よりスポーツ動作に近いトレーニングを!【コンビネーショントレーニング】
-
アスリートのパフォーマンスアップに。軸伸ばしスクワット!
-
【アメフト選手が行う】スピードを高めるためのトレーニング【全身の瞬発力向上】
-
【4スタンス】B1の特徴
-
クロールのコツ~高安亮選手
-
【タバタプロトコル】短い時間で効率的に体を追い込もう!【基礎代謝UP】
-
シーズンに差をつけろ!! 高所トレーニングの効果について
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球