停滞を打破する為に知っておきたい!【トレーニングの7つの原則】
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー

停滞を打破する為に知っておきたい!【トレーニングの7つの原則】
トレー二ングを始めた頃は、効果をはやい段階で感じる事が出来ていたと思います。
しかし、今現在はどうでしょうか。
タイムが縮まらない・・・ウエイトの挙上量が停滞している・・・という方は、今回紹介する「トレーニングの原則」を参考にトレーニングプログラムを見つめ直してみて下さい!
【7つの原則】
①特異性の原則
「生体は課せられた刺激に対して適応する」
筋肉を大きくしたいのであれば筋肉を大きくする為のトレーニングを行います。
当然だと思いますが、回数・インターバル・プログラムの順番により、目的とは違った効果になっていることもあります。
②過負荷の原則
「生体は継続する刺激に対して適応する働きがある」
いつもと同じメニュー、負荷で行っていると慣れてくるので様々な刺激を加える事をおすすめします。
(例)
腕立て伏せ 10回3セットに慣れてきた場合
➡改善メニュー:重さを加え5回1セット、10回1セット、膝付き15回1セット
③漸進性の原則
「トレーニングの量や強度は段階的に増加させる」
シーズンの変わり目などで、練習メニューをいきなり変えないように少しずつ変えていきましょう。また、いきなり強度レベルが高まるとオーバートレーニング症候群に繋がってします可能性もあります。
④自覚性の原則
「トレーニングで獲得できる効果や目的を十分に理解する」
ただ練習を行うのではなく、何のための練習なのかを意識して行うようにしましょう。
質が下がってしまうばかりか、効果を得られにくくなってしまいます。
⑤全面性の原則
「トレーニングは部位や種目に偏ったものではなく、バランスよく行う」
心肺機能を高めたいという事であれば、長い距離だけ走る練習だけすればよいというわけではありません。他の練習もバランス良く鍛えることで、心肺機能を高める為の相乗効果が期待できます。
⑥個別性の原則
「トレーニングは年齢・性差・体格・体力・技術レベル・健康状態などを考慮して行う」
自分には何が足りないのかを評価し、ウィークポイントを高めるようにしていきましょう。
⑦継続性の原則
「トレーニングは一時的ではなく、計画的に継続・実施しなければならない」
短期的に獲得した能力は短期的に消失してしまいます。過負荷の原則にもありますが、習得したら違った刺激を加えつつ継続していきましょう。
以上、7つの原則を参考にプログラムを作成してみて下さい!
ここ最近伸び悩んでいるという方は、この7つの何かしらが不足しているかもしれません。
今を見つめ直し、これからも活躍する為にも是非参考にして下さい!
*********************
齋藤 勇人(さいとう ゆうと)
スポーツトレーナー(大学トレーニングジム 高校ラグビー部etc.)
【ライセンス】
JATI-ATI
NSCA-CPT
SAQインストラクター
*********************
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
股関節周囲の爆発力を鍛えよう!【エレベーターヒップアップ】
今回は、臀部とハムストリングスを同時に鍛えることが出来る...
2016年10月25日
-
【ウエイトトレーニングの前に必ず!】股関節から動かすヒップヒンジを習得しよう!
今回は、ウエイトの最も基本的な動きである「ヒップヒンジ」...
2016年11月07日
-
同じ腹筋ばかりしていませんか?20種類の腹筋トレーニング
腹筋のメニューに困っている方は必見です! 20種類もの...
2016年02月13日
-
超上級者腹筋 ドラゴンフラッグウォーク
皆さんは「ドラゴンフラッグ」という名の腹筋をご存知ですか...
2015年07月31日
-
全身のバネを鍛え上げる!【バネ&体幹&連動性】
今回は全身を使った瞬発系トレーニングをご紹介します。 ...
2019年05月21日
-
ウォーミングアップにおすすめ!【股関節を中心としたストレッチ】
今回は股関節を中心とした大腿部前面~腹部にかけてのストレ...
2018年07月28日
-
【レッドコード】背面全体の強化
レッドコードでのトレーニング方法の紹介です。 背中〜ハ...
2015年06月02日
-
お尻歩きトレーニング
-
最高の強さは最高の準備から。ジョコビッチ選手のウォーミングアップ
-
【腕がうまく動かない人に】肩の可動性を高めるバーストレッチ!
-
大腰筋のトレーニング
-
ベストパフォーマンスを発揮する為のウォーミングアップ!【ダイナミックドリル集】
-
跳躍力を上げるトレーニング10種目【目指せダンク!?】
-
足浮き腕立てプランシェ練習法
-
【これからの時期に注意!】ハムストリングス肉離れの予防トレーニング3種目
-
地味にキツイ...1分間最強スクワット!!
-
タオルギャザーだけでは刺激が足りない!その刺激不足を解決しよう
-
太ももが気になる女性へ…。スクワットで美しく痩せよう!
-
【股関節を大きく動かしたい方へ】臀部の奥を刺激する!「ヒップトレーニング」
-
羽生結弦選手の試合前アップ
-
【足が上がらない原因にも…】スポーツで重要な横隔膜の知識
-
【動的ストレッチ】股関節の可動域を広げよう!【ニークレイドル】
-
プランクにヒネリを加えて 「Plank twist プランクツイスト」
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球