【トレーニングでケガを防ごう】下半身強化におすすめ!「ディープスクワット」
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
【トレーニングでケガを防ごう】下半身強化におすすめ!「ディープスクワット」
トレーニングの王様とも呼ばれているスクワット。
臀部・下腿部などを鍛えるのにおすすめであるため、アスリートから一般人まで幅広い方が行っているトレーニングだと思います。
しかし、スクワット=膝が90度の位置、大腿部が地面と平行の位置(パラレル)で行うものと思っている方は多いのではないでしょうか。これには、教科書や参考書などで「膝は90度に曲げて行う」と紹介されているからだと思います。
そこで今回は通常のスクワットよりも深くまでしゃがんで行う「ディープスクワット」について紹介いたします。是非、トレーニングの参考にしてみてください!
■パラレルスクワットVSディープスクワット
トレーニングにはそれぞれのメリットとデメリットがあります。
「パラレルスクワット」
ディープスクワットと比べると関節の曲げる角度が小さい、そしてバーベルの移動距離が少ないです。つまり、高重量を扱いやすいことや安定したフォームで行いやすいです。
また、スプリントなどのスポーツ場面で使われる関節角度と近いため、パラレルスクワットを推奨するケースは多いです。
「ディープスクワット」
パラレルスクワットと比べて関節角度とバーベルの移動距離が大きくなります。その為、重量はパラレルスクワットの方が扱いやすいですが、こちらでは「関節をしっかりと曲げ伸ばしすることができる」ことから可動性を獲得もしやすいです。パラレルスクワットばかり行っていて、アクシデントなどで普段鍛えていない関節角度の局面になってしまった場合を考えるとケガ予防の効果も期待ができます。
■ディープスクワットのポイント
スクワット時と同様に姿勢や膝の向きを意識しましょう。
関節角度が深くなる分、柔軟性や筋力などの求められる能力が高くなります。
・腹圧を抜かないこと
・膝をつま先の方向にすること
・腰部が反ったり、猫背のような姿勢にならないこと など
これらを意識して行ってみてください!
スクワットだけでも多くのやり方があります。その中で1つのスクワットしか行わないということは同じ効果ばかり得てしまいバランスが悪くなってしまします。また、トレーニング効果の停滞にもつながる為、今回紹介したディープスクワットなどの様々なバリエーションで強化していくと、よりケガ予防&パフォーマンスアップに繋がるのではないでしょうか。是非参考にしてみてください!
〈この動画は CanditoTrainingHQ 様のYouTube作品です〉
*********************
齋藤 勇人(さいとう ゆうと)
スポーツトレーナー(大学トレーニングジム 高校ラグビー部etc.)
【ライセンス】
JATI-ATI
NSCA-CPT
SAQインストラクター
*********************
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
なるほど!肩甲骨の6つの動き
今回は肩甲骨の動きの解説を行います! 肩甲骨には6...
2016年05月23日
-
【お尻】を鍛えたいなら…ブルガリアンスクワット!
「ブルガリアンスクワット」の紹介です。 〇鍛えられ...
2016年02月26日
-
同じ腹筋ばかりしていませんか?20種類の腹筋トレーニング
腹筋のメニューに困っている方は必見です! 20種類もの...
2016年02月13日
-
【4分間トレーニング!】全身の引き締めを狙う体幹サーキットメニュー
今回は冬季練習の補強にもオススメな4分間体幹サーキットメ...
2017年12月13日
-
腹斜筋と内転筋の連動を高める「サイドプランクアダクション」
腹斜筋と内転筋は、筋連結しています。一緒にトレーニングし...
2016年05月31日
-
動的スタビライゼーション
動的なスタビライゼーションの一つを紹介します。 ・...
2015年02月16日
-
TRXで体幹トレーニング
今回は特殊な器具を用いてのトレーニングを紹介します。 ...
2015年08月22日
-
まさに鳥人!トップ選手のジャンプ力
-
【足が開いてしまう人必見!】内転筋を上手に使えるようになるトレーニング
-
30歳を越えても結果を残し続ける為に!タイガー・ウッズの思考
-
【基礎トレーニング編】体幹トレーニングのBIG3!
-
【腹横筋強化に!】ドローインを維持して行う「ハンドニー」
-
【広背筋や体幹の強化に】アリソン・フェリックスが行う懸垂トレーニング
-
タイソンのシャドーボクシング
-
【真似してみよう!】 ラグビー世界最強チームのトレーニング
-
たった8分間で腹筋がバキバキに!腹筋サーキット
-
縄跳び日本王者に挑戦!30秒間跳び&2重跳び。その驚愕の記録とは・・・
-
シューズの機能を最大限に生かす!靴紐の正しい結び方『ヒールロック』
-
シングルハーフスクワット
-
ワイドスクワットの効果
-
【幼少期】反応トレーニング
-
【自体重×下半身強化】体を上手にコントロールする3つのエクササイズ
-
【自重トレーニング】肩周囲の安定性&可動性を高めて競技に繋げよう!
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球