【アジリティ能力を高める】横方向への方向転換に!「クロスオーバードリル」
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投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
【アジリティ能力を高める】横方向への方向転換に!「クロスオーバードリル」
足の速さには大きく分けてスピード、アジリティ、クイックネスの3つがあるとされています。今回はその中で特にアジリティを高める動作のドリルを紹介いたします。
アジリティとは、ラダーを使ったトレーニングや方向転換などがイメージされやすいです。
しかし、実際には「身体を上手にコントロールする能力」とも言われています。
身体を上手に使うことができるようになることで、動きのキレを出したりすることが望めます。また、陸上競技選手が横方向のドリルを取り入れることで、体幹部横側が刺激されて前に進む動きの際に重心のブレを押さえて効率の良い走りを目指すことができます。
それでは、次に紹介するやり方とポイントについて参考にしてみましょう!
「やり方」
1 壁に向かって右向きに立ち、パワーポジションを作ります。
2 右足に体重を乗せるように重心を移動させます。
3 左足を上げ、右手で壁を押します。
(この時に手の力で壁を押すのではなく、足で地面を押してその力を活かして押します)
4 反対向きでも同様に行っていきましょう。
「ポイント」
この動きでは、脚の外側で地面を押していきます。
足の外側や足首の外側、膝の外側、股関節の外側と脚の外側全体で地面を押していくような意識でこのドリルを行いましょう。また、逆側の脚の膝はできるだけ身体の近くを通して、進行方向に動かしていくように行います。
※パワーポジションについて
アスレティックポジションとも言われますが、一言で説明すると「構え」の姿勢です。
イメージとしては野球のゴロのボールを捕る際やデッドリフトなどのように少ししゃがんだ姿勢です。
日頃の練習への参考にしてみてください!
〈この動画は VSP South Bay 様のYouTube動画です〉
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【著者】
齋藤勇人(サイトウ ユウト)
スポーツトレーナー JATI-ATI NSCA-CPT
ラグビーチームメディカルトレーナー
大学スポーツセンター ストレングスコーチ
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投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
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