新型スタビ!コアを鍛えるベイビープランク
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- コア
- スタビライゼーション
2015年11月07日
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
新型スタビ!コアを鍛えるベイビープランク
こんにちは。
アスレティックトレーナーの佐々木優一です。
アメリカでもほとんどの人が知らないエクササイズを日本の皆さんにシェアせていただきます。
今回は、コアを鍛えるベイビープランクです。
日本でよく行われるフロントプランク(スタビライゼーションと呼ばれて行われることが多い)の欠点をなくしたものというイメージです。
以下に要点を整理してみます。
○目的:
代償運動なしでコアトレーニング。
○対象:
全てのアスリート。
○方法;
うつ伏せの状態になります。
両方の前腕を合わせます
前腕を上半身で覆います。
(フロントプランクと違い肘を90度以上大丈夫です)
コア、腰、そして膝をあげましょう。
15秒から20秒、この状態を保持します。
○効果:
翼状肩甲などの代償運動なしでコアに特化したトレーニングが出来ます
※翼状肩甲では肩甲骨周りで力を受けてしまいます。
○注意点:
・必ず選手が安全にできる所で行いましょう。
・痛みが出る場合は、一度止めて原因を究明してください。
・10−20秒以上して意味がありません。
→これ以上すると腰などで代償運動の原因になります。その代りにセット数を多くします。
・[最重要]体を安定させる小さな筋肉は(特別な状況下、例えば手術後など、を除いて)強くなくてもいいんです。
”早く”なければいけません。
これらの小さな筋肉が一番早く収縮することで、関節を理想的な一番安定した状態にして、大きな筋肉が”動き”を生み出しやすくします。
筋肉だからといって、強ければいいというものではありません。
多くの方がフロントプランクを行っていますが、今回のベイビープランクをまず行って正しい体のポジションを作ってから行うことで、効率性が高まっていきます。
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筆者:
佐々木優一
☆MS.,ATC.,LAT., NASM-PES。BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)。
アメリカで活動を行っており、テネシー州Lee Universityの野球チームをメインに
幅広く学生アスリートの怪我の予防プログロムの作成やリハビリなどを担当。
➣詳しいプロフィールはこちら;
https://performancerestoration.wordpress.com/profile/
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
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