【短距離】あなたはどちらの才能がある?ピッチorストライド
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:たけぞうトリプルジャンパー
【短距離】あなたはどちらの才能がある?ピッチorストライド
陸上界でよく聞く「ピッチ」「ストライド」という言葉。
長距離・中距離・短距離...トラック種目では特に重要視される概念で、ピッチ型の選手、ストライド型の選手などと呼ばれることが多いですよね。
そしてあなた自身、自分がどちらに向いているのか、一度は考えたことはあるのではないでしょうか。
今回は短距離において、それぞれの動きの特徴と、それを決定する要素を書き、あなたがどちらのタイプなのかということ考えてもらうきっかけになればと思います!
また、タイプは違えども自分に必要な要素をそれぞれのタイプから盗むのもアリです!
【すべては速く走るため】
ピッチとストライドを知る前に絶対確認しておきたいこと...
すべては速く走るため!ということです。
速く走るために自分に適したピッチやストライドを知る。
ピッチ・ストライドは速く走るという目的ありきの考え方だということを念じましょう!
【走速度はどのようにして決まるか?】
☆走速度=ピッチ×ストライド
・ストライド=接地距離+離地距離
・ピッチ=支持時間+滞空時間
走りのスピードはこのような要素で構成されるという基本をおさえましょう!
【ピッチとストライドを決定する要素】
①筋力、瞬発力
②中枢神経の活動
③身長、下肢長
これらは皆さんがもともと持つ能力です。これらによりピッチ型、ストライド型を判断できるでしょう。
そして、この自分が持つ能力を最大限にいかすために自分に適したスタイルを研究していくことが必要です。
【ストライド型とピッチ型の動きの特徴】
ある研究で分かったそれぞれの動きの傾向について
〈ストライド型〉
・高く大腿部を引き上げている。
・大腿部の動作範囲が小さい。
・重心が高く、接地時の支持脚の膝関節が伸展位にある。
〈ピッチ型〉
・離地後の下腿のひきつけから前への振り下ろしが速い。
・大腿部の動作範囲が大きい。
・接地時の支持脚の膝関が屈曲していて、重心が低い。より前へ押し出す。
以上がストライドとピッチの動きの特徴です。
いくつか自分に当てはまる傾向はありましたか?
自分のタイプや傾向を理解することで、適したトレーニング方法もみえてきます。
ぜひこれを機に、「自分にしかできない長所をいかした走り」を目指しましょう!
まずは、自分の身体と動きをじっくり観察することから…
現役選手の皆さん、ファイト!
投稿者:たけぞうトリプルジャンパー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
感動の銀メダルを獲得!“ケンブリッジ飛鳥”選手の走り!
感動の銀メダルが記憶に新しい男子400mRのアンカーを務...
2016年08月25日
-
【速く走るために】手の形はグーとパーどっちがいいのか?
走るときに手の形はグーがいいのかパーがいいのか・・・ ...
2016年11月10日
-
世界歴代2位!ヨハン・ブレイクのトレーニング
陸上男子100m・200mにおいて世界歴代2位(9秒69...
2016年03月07日
-
初心者や軽いケガをしている人にもいい?!クロスカントリー走の効果!
皆さんはクロスカントリー走をご存じですか? このトレー...
2016年09月10日
-
【まっすぐ振るのは逆効果かも…】腕をまっすぐ振って「速くなる人」と「速くならない人」の違いとは?
「腕は肘を閉じて、できるだけまっすぐ振るように!」 指...
2017年07月01日
-
【体幹・肩甲骨周りの機能的強化に】冬季におすすめのサイドハンドウォーク
冬季トレーニングで、不足しやすいのが腕周りのトレーニング...
2016年12月03日
-
桐生のウエイトトレーニング①
桐生選手は昨年の冬からウエイトトレーニングをしっかり積み...
2015年06月05日
-
コニカミノルタ式レース当日グッズ
-
長距離ランナー必見!意外と必要なトレーニング
-
福島千里 スタートダッシュ練習
-
エレーナ・イシンバエワのトレーニング
-
もう自己否定に陥らない!練習のパフォーマンスと満足度を同時に高める思考法
-
メディシンボールで腹筋を追い込む!体幹トレーニング
-
【名門コニカミノルタ式】骨盤歩きで腹筋・股関節の強化
-
100m選手においてストライドを落とさずピッチを向上させた事例研究
-
坂道トレーニングのバリエーションに!【坂道スピードバウンディング】
-
ガトリン スタート練習
-
フレキ一歩ドリル
-
パウエル ハイクリーン
-
ハンマーウォーク
-
【スプリント能力向上】軸&バランス強化におすすめ!「スネーク走」
-
ウォーミングアップにオススメ!【変形ダッシュ8種目】
-
スプリント〜バウンディング〜
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球