冬季練習中のスプリントトレーニング 〜ピッチ編〜
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2015年11月21日
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投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
冬季練習中のスプリントトレーニング 〜ピッチ編〜
冬季練習は基礎体力をしっかり身につける時期でもありますが、僕個人の意見としては、スピードトレーニングも冬季中に行うべきだと思っています。
もちろん冬季練習中はシーズン中に比べて気温も低く、怪我のリスクも高まります。
ですので持久系や筋トレばかりをメニューに組み込んでしまう方も多いのではないでしょうか?もちろんそのようなトレーニングも重要です。
しかし、100mのように最大スピードを上げるためには、長いスパンでのスピードトレーニングが必要だし、寒さ対策としっかりとした身体の準備さえ出来ていればスピードトレーニングを行った際の怪我のリスクも減ると思います。
僕の経験上、冬季練習中にスピードトレーニングを取り入れて行った次のシーズンでは結果が出ていました。
今回はそのスピードトレーニングの中でも「ピッチ」の向上を目的としたトレーニング マーク走(180㎝)をご紹介します。
マークの数は10個で、その中でしっかりと両足を切り替えて行きます。
ポイントとしては
・接地時間を短く(離地から足首が無駄な軌道を通らない)
・足は股関節から動かす
・片足を速く動かす意識ではなく、両足を挟み込む意識
・両足を挟み込むタイミングで腕振り(肘をしっかり後ろに引く)を合わせる
・接地した際、腰を足にしっかり乗り込ませる
主にこの5点です。
映像のモデルは僕自身なのですが、足を上げ、尚且つ速く動かそうとするあまり、腰が引けて、下半身だけ速く動かす動きになってしまっています。
膝の高さはあまり意識せず、重心を乗り込ませる意識で必ず行ってください。
映像は「スポーツクラウド」様の作品です
投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
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