【腸腰筋・臀部の強化に】トップ選手が行うランジトレーニング3種
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ
【腸腰筋・臀部の強化に】トップ選手が行うランジトレーニング3種
世界陸上200m準決勝進出、4×100mRでは日本代表のアンカーをつとめるなど、日本を代表する陸上男子短距離の斎藤仁志選手(自己ベスト・100m:10秒35、200m:20秒42)。
実際に動画中で斎藤選手が行っているランジトレーニング3種をご紹介します。
ランジでは主に股関節、腸腰筋群、大殿筋、大腿四頭筋などを鍛えることが出来ます。
〇方法
<ランジ1>
交互に足を切り替えてゆっくりとその場でランジを行います。その場で行うため、正確な形で行いましょう。
その際に
・足を落とすときは、股関節に力がたまる角度(膝の角度を90度前後)で止める
・上がるときは、体のあおりを使わず、股関節の力を効率よく発揮する
ことを意識しましょう。
斎藤選手は6回(片方3回ずつ)行っていますが、10回ほど行ってもよいでしょう。
<ランジ2>
足を切り替えずに、そのままの状態でジャンプをします。
その際に
・膝の曲げ伸ばしが起きないよう角度を変えずの股関節で跳ぶ
・お腹に力を入れ、体のあおりを使わない
ことを意識しましょう。
姿勢に気をつけながら片方を5~10回ジャンプしてみてください。
<ランジ3>
ランジ1で姿勢を確認し、ランジ2でジャンプをして接地の時間を短くすることを覚えたら、次は足を切り替えてみましょう。
その際は
・切り替えて着地をした瞬間にも膝の角度や姿勢が崩れないようにする
・股関節から力を発揮する
ことを意識しましょう。
10回ほど行ってみてください。
形が崩れないようになってきたらスピードをあげて行ってみましょう。
以上、ランジにも多くの種類があり、それぞれ目的も異なってきます。
非常に有効なトレーニングなので、それぞれの特徴とポイントを理解しながら活用してみましょう!
この映像は「齋藤仁志」様の作品です
投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
世界トップ選手のトレーニング
世界トップ選手による柔軟性を高めるトレーニングを紹介しま...
2015年06月02日
-
手押し車に一工夫!ランダム落下ver.で【体幹トレ】
小学生~大人まで幅広い年齢層の方が行える「手押し車」。皆...
2016年02月08日
-
パフォーマンスアップには欠かせない筋肉に着目【内転筋・知識編】
パフォーマンスアップには筋肉への理解とトレーニング、応用...
2017年03月24日
-
肩甲骨メインの自重トレーニング
肩周りの筋肉を強化するトレーニングが紹介されています。特...
2016年04月30日
-
【冬季練習をケガなく乗り切る!】足首の可動性を上げるエクササイズ4種
こんにちは。 アスレティックトレーナーの佐々木優一です...
2019年01月23日
-
シーズン中に欲しい!身体の「キレ」を作るトレーニング!
身体のキレを作るトレーニング、エクササイズを紹介します。...
2016年05月09日
-
【30種目&コツ】全身の瞬発力を高める!【プライオメトリクストレーニング】
今回は瞬発力を高め、動きの中で爆発的な強さを出すための3...
2017年10月07日
-
【スクワット動作の獲得!】下半身強化の為に押さえておきたい3つのポイント
-
長引く疲労やケガはこれが原因かも?骨盤の傾きを治すセルフ・ケア
-
動体視力トレーニング!10問全部正解できるか?!【ひらがな編】
-
タオルギャザーだけでは刺激が足りない!その刺激不足を解決しよう
-
【基礎跳躍力の向上を目指す!】跳躍力を上げるトレーニング10種目
-
跳躍力をアップさせよう!ジャンプのコツとトレーニング7種目
-
羽生結弦選手の試合前アップ
-
【アジリティ能力を高める】横方向への方向転換に!「クロスオーバードリル」
-
本気で痩せる1分腹筋
-
葛西選手の砂浜連続ジャンプ
-
アメリカンフットボール選手が行うアジリティ向上のトレーニング【基本編】
-
ベストボディジャパンのようなキレイで格好いい身体に!アームカール
-
『跳躍力アップを目指せ!』10分なわ跳びワークアウト
-
【全身の爆発力を高める】プライオメトリクストレーニングのコツと30種目を紹介!
-
くびれたウエスト!締まった体幹を手に入れろ!腹斜筋のトレーニング
-
【臀筋・内転筋】股関節周辺の爆発力を強化するトレーニング
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球