この暑さで慢性的な水分不足になっていませんか?【だるさや倦怠感が抜けない方へ】
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ

この暑さで慢性的な水分不足になっていませんか?【だるさや倦怠感が抜けない方へ】
毎日とにかく暑いですね……
生きているだけで汗を大量にかく最近の気候ですが、この気温の影響で慢性的に水分が不足している方が増えています。
かくいう私もその一人でした。体のだるさや、倦怠感が取れず走っても全く体がついてこないなど様々な症状がありましたが、さらに意識的に水分を摂取したところ症状が改善をしました。
選手たちにも話を聞いてみたところ、コンディションを落としている選手が多くおり、水分を更に意識的に摂るように声をかけています。
今回はそこでオススメの「ウォーターローディング」という水分補給方法を紹介します。
ウォーターローディングはスポーツの世界でコンディション調整の1つとして行われる水分補給方法です。
試合前の一定期間や大事な鍛錬気などで、毎日1~2ℓの水を少しずつ摂取することで、体を常に水で満たしておきます。
1回の摂取量はおよそ250mlが目安です。
すなわち、1.5~2時間おきに意識的に摂取することが重要になります。
そもそも、実情としては運動前や運動後など喉が渇いたタイミングで一気に飲んでいる方が多いと思います。
しかし、一度に多く飲むことは内臓に負担となるとともに、喉が渇いたときには水分が不足しており運動能力の低下が生じていることも多いです。
これらを防ぐために、常に体内に水分が補給されている状態を維持するための飲み方がこのウォーターローディングといえます。
しかし、ただの水では効果が出ないことも。
運動によって排泄される汗には、ミネラル分も含まれています。
運動中のパフォーマンスを維持するためには、一定量のカルシウムやナトリウムが必要になります。
そのため、ミネラルバランスの良いミネラルウォーターを飲むのがおすすめです。
ただし、ミネラル含有量が多すぎても、ミネラルの一部を体外に排出してしまいます。
逆に、ミネラルの少ない軟水では必要なミネラルが摂取できません。
そのためウォーターローディング法には、硬度300くらいの硬水が最適とされています。
この方法は大谷投手や鳥谷選手など多くのアスリートが取り入れていることでも有名です。
コンディション維持にはいろいろな方法がありますが、水を適度な回数飲むだけなのでとても簡単に行えます。
特に今の時期は水分の摂取を心がけていても、汗などで水分が体から排出しやすいため、より一層注意が必要です。
定期的な水分補給を心がけ、最高の状態で試合や練習に臨めるようにしましょう!
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【プロテインを飲むとき、水・牛乳・豆乳?】それぞれの特徴をご紹介!
起床時・間食・運動後、就寝前…など様々な場面で活躍するプ...
2016年11月20日
-
クレアチン摂取の注意点
【おすすめの摂取タイミング】 前回の記事にも書きました...
2015年04月27日
-
【鍋料理が多くなるこれからの季節に】熱で栄養が失われてしまう野菜の特徴
肌寒くなってきましたね。これからの季節、食卓に鍋料理が並...
2016年11月08日
-
第6の栄養素!?【水分】
わたしたちの体を構成する約60%は水です。体内での水の...
2015年04月05日
-
黒ニンニクは栄養満点!免疫力アップ!
皆さんは黒ニンニクをご存知でしょうか?黒ニンニクは、最初...
2015年11月29日
-
年末年始で飲む機会は増えている!お酒とスポーツの関係は!?
普段お酒(アルコール)が好きでよく飲まれる方も多いと思...
2015年12月31日
-
ただ美味しいだけじゃない!マヨネーズの意外な栄養と効能
ポテトサラダやツナマヨおにぎり、また野菜に直接かけるなど...
2016年09月01日
-
【アスリートの補食に◎】簡単に作れる筋肉スナック「プロテインバー」
-
はちみつレモン漬けの効果
-
【スポーツのお供に!】優秀なオレンジジュースの栄養価
-
ビタミンCを多く含む食品
-
【瞬発的な筋力の発揮に!】クレアチン摂取のコツと注意点【クレアチンローディング】
-
食欲を2割おさえる 飲食方法!
-
練習後の炭酸飲料は〇か×か!?
-
集中力を高める食事法
-
『補食』の役割
-
スポーツするうえで、朝食は本当に必要なのか?
-
『効率的に鉄分を摂取』鉄製の調理器具を使ってみよう!『貧血対策』
-
内臓疲労とスポーツ
-
なぜスポーツでタバコがいけないのか?
-
「筋肉」をつける為の食材5選
-
【練習後におススメの組み合わせ!】コンビニですぐ買える、疲労回復にはこのセット!
-
知っていると得!スポーツドリンクの使い分け
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球