早稲田大学准教授が教える!スポーツ栄養学の基礎
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2016年04月05日
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投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位
早稲田大学准教授が教える!スポーツ栄養学の基礎
早稲田大学准教授の田口教授に、スポーツ栄養学の基礎を学びましょう。田口教授は、オリンピックに栄養士として派遣されるなど、幅広い活躍をしてきた第一人者です。早稲田大学で学べることを少し紹介してくれています。内容を見てみましょう!
まず、【エネルギーバランスの重要さ】を教えてくれています。
摂取エネルギー(糖質、たんぱく質、脂質)と消費エネルギー(基礎代謝量、活動代謝量)のバランスをエネルギーバランスと呼び、どちらかに傾いてしまうことで、体調不良や体重の増減がおきます。
田口教授によれば、摂取エネルギーでアスリートが一番大切な栄養は「糖質」です。糖質は、体内でブドウ糖に変換され、筋肉のエネルギー源(筋グリコーゲン)となります。筋グリコーゲンは、体内でわずか250gしか貯蔵できないため、激しい運動で枯渇する可能性もあるそうです。
それらを防ぐために、糖質のとるタイミングや競技別によってどれくらいの糖質を摂取しなければならないのかも解説しているので、自分の競技や練習強度でどれくらいの糖質が必要なのか、調べてみましょう!
次に、【からだつくりの食事の基礎編です】
からだづくりには、体重1㎏当たり2g程度のたんぱく質が必要とされ、一般人の約2倍のたんぱく質が必要です。しかし、たんぱく質は普段の食事から十分に摂取することが可能であり、たくさん摂ればいいものではありません。使われなかったたんぱく質は、脂肪として蓄積されてしまいます。
田口教授は、糖質を多くとり、筋グリコーゲンを体内に蓄えておくことを薦めています。食事の基本形(主食、主菜、副菜、汁物、果物、乳製品)を毎食、できるだけ多く食べることができるか。これがポイントとなりそうです!
アスリートにとって大切なのは、たんぱく質を多くとることではなく、筋グリコーゲンを枯渇させないこなのかもしれません。食事・間食から糖質をしっかり摂取することを意識しましょう!
※動画は「早稲田 CHES」様の作品です。
投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位
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