自己暗示で試合に勝つ!

自己暗示で試合に勝つ!
自分は強い!自分なら出来る!と思って試合に挑むことはとても大切なことです。自己暗示とスポーツには大きな関係性があります。そもそも自己暗示とは?
【自己暗示とは】
どんなスポーツにおいてもメンタルは重要な要素である。練習によっていくら技術を磨いても、心が弱ければ試合でそれらの技術は発揮することは出来ません。
自己暗示とは、スポーツにおける不安は緊張を自らが思い込みによってコントロールし、試合でよいパフォーマンスを発揮するための方法の一つです。
例えば、対戦相手に対して、「あのチームは強い」と思い込むより「あのチームより自分たちのほうが強い」と思い込むほうが、よりよく試合ができるはずです。
また、嘘から出た真の言葉どおり、ある一つの物事に対して嘘を突き通していると、ウソ発見機で測定してもまったく反応が見られなくなるという実験結果もあります。この実験結果の特徴は、最初のうちは大きく出ている反応が次第に反応が小さくなって、最後はまったく出なくなるという経過をたどるところです。
この結果は、まさに脳内に自己暗示が刷り込まれるプロセスといっしょなのです。このことから、強制的に信じ込もうとする暗示には、多少の時間を要するということがいえます。
【暗示効果の高め方】
自己暗示かけるとき、それを受け入れやすくするための準備が大切です。準備とは「いいプレーが出来そうだな」という気持ちが湧き上がった状態のことです。このような状態だと心と暗示をかける言葉が共鳴し合い、相乗効果で作用します。具体的には、自分のファインプレーばかりを集めたVTRを見たり得意な練習を中心に行うと良いです。
暗示をかける場合は現在そうなっていないものを「そうなる」と思い込もうとするため、時間がかかるものですがすこしでも効果を早めるためには、言語だけに頼るよりも、それをイメージして映像化することが大切です。
また、自己暗示を行うときには、「~だろう」という希望ではなく、「~する」という断定的な言い方で行うほうが効果が高まります。
【ビッグマウス】
ビッグマウスとは大口をたたくことです。これは自分に対しての暗示効果だけではなく周囲にも暗示をかける効果があります。例えば、「勝つ」と自分だけでなく周囲にもいうことで周囲の人達もその選手が勝つように思えてきて、「勝てそうだね」と言ってくれるようになります。これは暗示のフィードバック現象として、自己暗示をさらに強化させることにつながります。
また、ビッグマウスは有言実行を前提とするので「言った以上にはやらなくてはいけない」という気持ちが働いて、弱気な心理や逃げたくなるような心理を断ち切ってくれる効果も生まれます。
注意しなければならないことは、自分の実力よりかなり上のことでは現実感もなく周囲も信用してくれないので自分の実力を把握して自分の実力の2割り増しくらいの言葉にするとよいでしょう。
引用サイト:スポ心の世界
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
腸腰筋のストレッチ
腸腰筋のストレッチです。腸腰筋のトレーニングと継続してス...
2015年10月21日
-
関節の動きの名前を覚えて、理解の幅を広げよう!
文献や資料、本やビデオを見ている時に外転や外旋、屈曲など...
2016年01月15日
-
【動的ストレッチ】臀部と股関節の連動を意識しよう!【ドロップランジ】
動的ストレッチは練習前などアップに有効なストレッチです。...
2016年12月23日
-
足がつる原因とは!?
運動をしている最中に足がつってしまった経験はありませんか...
2015年07月07日
-
【ランニング前におすすめ!】股関節のダイナミック・ストレッチ5種
ランニングの前に股関節のダイナミック・ストレッチを行いま...
2017年01月05日
-
一般的だけどNGストレッチ!
一般的に知られている股関節のストレッチです。足の裏を合...
2015年05月26日
-
【局所的な部位の冷却に効果的!】紙カップでアイスマッサージ
アイシングをする際にはよく氷のうが活用されますよね。今回...
2016年10月11日
-
『腰痛編第一弾』怪我や痛みの対処法【早期復帰】
-
ストレッチポールで前太ももケア
-
たったの2分で解消!?腰痛改善筋トレ!
-
梨状筋(お尻)のストレッチ
-
3分で解消、小顔になろう!!
-
お風呂でコンディションを整えよう!【4種類のケア紹介】
-
ウエイトオーバー。シーズン中に身体を絞りたい人へ
-
今日は節分!巻いた”豆”の栄養を調べてみた。
-
あなたのクールダウンは大丈夫!?クールダウンですべきこと
-
【これからの季節に注意!】その症状…オーバートレーニングかも!?【チェック項目あり】
-
おしりの筋肉痛解消ストレッチ
-
腰をほぐすウエストツイスト
-
知っておくべき!超音波治療の効果
-
足裏のアーチを復活させるテーピング【足底筋膜炎や足裏の疲労感に】
-
『ヒールロック』正しい結び方
-
上向足上げ 改善エクササイズ【ケガ予防フィジカルチェック用】
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球