【怪我に備えよう!】ハムストリングス肉離れの予防トレーニング3種目
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
【怪我に備えよう!】ハムストリングス肉離れの予防トレーニング3種目
もう4月の半ばに差し掛かり、様々な屋外スポーツがシーズン本番に向けて練習の質が上がっている頃だと思います。
陸上競技や野球、サッカーなどのランニング動作が多い競技で、
この時期に起こりやすく怖いのが【ハムストリングスの肉離れ】です。
今回はそのハムストリングスの肉離れの原因と予防トレーニング(コンディショニングトレーニング)についてご紹介します。
【ランニング動作中に起きるハムストリングス肉離れはどうして起きるのか】
ランニング動作中のハムストリングスの肉離れは、
足が地面に着いて引き伸ばされる時に、筋肉が耐えきれなくなって起きてしまう事が多いです。
ハムストリングスを鍛える!というとほとんどの方は"レッグカール”など
曲げる時に負荷をかけるトレーニングを思い浮かべるのではないでしょうか?
確かにハムストリングスを鍛える事は出来ますが、
ランニング動作中に起きる肉離れに対しての予防トレーニングにはなっていません。
【ハムストリングスの予防トレーニング3種目】
ハムストリングスが引き伸ばされる時の負荷に耐えれるようにする為に行うトレーニングをする上で、
覚えておいて欲しいポイントは"力を入れながら伸ばす"です。
①ヒールスライド
フローリングなどの滑る床の上で行います。
タオルを1枚準備し、タオルの上にトレーニングを行う方の足のカカトを置き、膝を立てて仰向けで寝ます。
(逆足は伸ばしておいてください)
カカトで地面を押しながら伸ばしていく→元の位置に戻す(5秒→5秒)のサイクルで行ってください。
内股やガニ股にならないよう注意して行いましょう。
②リフト&スライド
ヒールスライドと同じ姿勢になり、両膝を立てます。
トレーニングする方の足のカカトをタオルの上に置きます。
両足で地面を押し、お尻を上げます。
(膝から背中まで一直線になるよう意識)
タオル上に乗せている方の足を、
地面を押しながら5秒かけて膝を伸ばしていきながらお尻を落としていきます。
③片足ルーマニアンデッドリフト
イスを準備し、行う足の逆の手を置きます。
行わない方の足は浮かします。
背中が丸まらないように膝を曲げた状態から、
お尻を後ろに突き出すように伸ばしていきます。
余裕があったら浮いてる足を上半身と一直線になるように上げてみてください。
このような予防トレーニングを日常的に行い、肉離れが起きにくいハムストリングスを手に入れましょう!
[映像は「めんてな府中」様の作品です]
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-

立ったままで行える体幹トレーニング!(ドローイン)
夏を前に今年も体幹強化のトレーニングを行う人も増えるので...
2016年05月09日
-

お洒落でカッコいい筋トレ!スコーピオンキックスルー
見た目もお洒落な筋トレを紹介します。 その名も「スコー...
2016年05月19日
-

【全身を鍛えあげる!】デッドリフトの正しいやり方
いろいろな情報があり、自分はどんなトレーニングをやれば良...
2016年04月19日
-

【跳躍力をグッとあげる!】トレーニング7種目&ジャンプのポイント
今回紹介するのは跳躍力を鍛え上げる、ジャンプ系トレーニン...
2018年05月21日
-

スポーツメンタルトレーニング
茂木健一郎さんがスポーツ心理学におけるメンタルトレーニン...
2015年04月23日
-

筋肉を学ぶ!腹筋の動き方
皆さんの腹筋は上腹部、下腹部のどちらが強いですか? 普...
2015年11月17日
-

『NFL選手もやっている!』マーカーを使ったアジリティトレーニング
トレーナー、田辺です。 今回はアメリカンフットボーラー...
2016年07月16日
-
試合で実力発揮!!リラクセーション技法“漸進的弛緩法”
-
ジェームズ・ハーデンの練習
-
究極の自重トレーニング
-
【遊び感覚で鍛えられる!】ボールを使った体幹トレーニング
-
最強の格闘技?ジークンドー
-
【体幹安定性&機能性強化】補強におすすめのコアトレーニング!
-
体幹サーキットトレーニング
-
“海外で話題”自重トレ
-
【レッドコード】背面全体の強化
-
怪我予防、競技力向上の為に!ハムストリングスの強化
-
メディシンボールでコアトレサーキット!バキバキの体幹間違いなし
-
【筋力・瞬発力UP!】強豪チームも取り入れているダイナマックストレーニング4種
-
クリーン&ジャークで全身の筋力・パワー・スピードを向上!
-
動体視力のトレーニング方法!
-
【臀筋・内転筋】股関節周辺の爆発力を強化するトレーニング
-
旧ソビエト式、爆発力を鍛える「ケトルベルスウィング」!
Category New/カテゴリー新着情報
【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細
【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細
【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細
【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細
【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細
【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細
【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細
【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細
【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細
【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球











