大腰筋に効かせるトレーニングとその効果
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
大腰筋に効かせるトレーニングとその効果
陸上競技にはもちろん、いろんなスポーツや美容等、あらゆる分野で重要視されている大腰筋のトレーニングのご紹介です!
大腰筋とは、上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉であり、内臓よりも深部にあるインナーマッスルです。
ではやり方を説明していきます。
・ベンチなどに仰向けになり膝を曲げて上げ下げする。
パートナーがいれば肘を抑えてもらって背筋をまっすぐに伸ばし、腰部がベンチに触れないような(手が入るぐらいの空間が出来る)形を作って行ってください。
・腹筋が働かないよう骨盤を動かさない。
姿勢を作ったらその姿勢をそのままキープしてください。
・大腰筋を使って股関節の屈曲伸展だけを意識する。
上げすぎて骨盤まで持ち上がりヒップレイズのようにならないよう気をつけてください。
・太ももに力を入れないように注意。
膝から下は力が抜けてぶらぶらさせるような状態が良いです。
大腰筋が発達する事によって足が引き上がりやすくなる!というイメージがありますが、そうではなく、大腰筋が発達する事で骨盤は前傾してきます。
腰椎と骨盤を下に引っ張る力が強くなるからです。
体の中心である骨盤の位置が変わる事で、全身の姿勢は大きく変わってきます。
重心の位置が変わり、腰の反りも深くなります。
ジャマイカのボルト選手を見ればすぐわかります。
姿勢が変われば、体の動かし方も変わり、また体を動かす時にかかる全身への負荷の強さも変わってきます。
大腰筋を強化した際の効果
・ランニング時の呼吸が楽になる。
・ふくらはぎが細くなり、太もも、お尻の筋肉が発達する。
・肩甲骨がよっている状態がキープされ、腕振りが変わる。
・ランニング時に自分で解る程、骨盤が動く様になる。
・ランニング時の一歩の滞空時間が長くなる。(ストライドが伸びた)
・地面を強く蹴る走り方から、地面にはじかれる走り方に変わる。(ボールのバウンドのような)
・O脚が改善される。
これだけ良い事尽くしなら大腰筋トレーニングするしかないですね!
今後も大腰筋のトレーニング記事を書いていきますので、そちらもぜひお楽しみに!
[映像「川阪正樹」様の作品です]
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【5種目のレッグエクササイズ】内転筋をがっつり鍛えよう!【雨天でもOK!】
今回は内転筋をしっかり鍛えるレッグエクササイズを5種目紹...
2018年07月09日
-
【下半身強化&股関節の機能性向上】ランジトレーニング20種目
今回は20種目のランジトレーニングを紹介いたします。 ...
2018年05月26日
-
強いパワーを発揮するために!【体幹&上半身の連動性と筋力UP】
より強いパワーを発揮するためには筋力の強化だけではなく、...
2017年11月08日
-
伝説はここから始まった・・・フェデラーのジュニア時代のトレーニング
とうとう今年も全豪オープンが始まりました。 今回はロジ...
2016年01月19日
-
自重トレーニングでの肉体の変化
皆さんは自重トレーニング派でしょうか、重りを使用したウエ...
2015年09月17日
-
2+2+2ムーブドリブル
バスケットボールのドリブルの一種です。やり方はドリブルを...
2015年02月10日
-
お相撲さんの短距離走
力士の50m走の映像です。 力士の平均体重は161.2...
2015年10月25日
-
【プライオメトリクストレーニング!~メディシンボールで上半身&コアの強化~】
-
ふくらはぎを鍛える、トリプルエクステンションを取り入れたステップアップ
-
ワニウォークで股関節と肩甲骨の連動性を高めよう!【ウォーミングアップにおすすめ!】
-
【姿勢改善にもおすすめ】可動性&安定性を高めるブリッジストレッチ!
-
姿勢改善 「ゆらゆらロケット」
-
フルクランチ
-
動物のような動き!?クリーチャートレーニング ライオン編
-
全身の瞬発力を鍛え上げる!【プライオメトリクストレーニング30種目】
-
【パフォーマンスアップ】全身を使った瞬発系トレーニング
-
V字ポーズで下っ腹も解消!
-
【合宿や強化練習に】 階段ダッシュでメンタル・フィジカルを強化!
-
アメリカンフットボール選手が行うアジリティ向上のトレーニング【基本編】
-
ブレない軸を作ろう!白鵬関から学ぶ股関節トレーニング『四股踏み』
-
いろんな懸垂35種
-
【バランスボール】腹筋
-
狭い場所でも運動量を確保!全身サーキットトレーニング
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球