マイ"ルーティン"持っていますか?
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2015年08月17日
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投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位
マイ"ルーティン"持っていますか?
スポーツをしている人なら一度は「ルーティン」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?有名なルーティンは、イチロー選手の打席前からバッターボックスに入り、バットを構えるまでの行動です。17種類の動きを順番が変わることなく行います。イチロー選手は、何十年間もこの動きをして打席に入ります。このような一連の行動を「ルーティン」といいます。
▼ルーティンのメリット
決められたルーティン(行動)を行うことで、自分自身のリズムを整えることができます。イチロー選手の例をとると、バッターボックスに入る前に、ルーティン行動をとることで、脳・体が反応し、集中力が高まったり、筋肉が良い緊張状態になったりします。どのような状況でも(野球で例えるなら、ツーアウトランナー無しの状態でもツーアウト満塁一打サヨナラのチャンスであっても)平常心、自然体でバッターボックスに立つことができます。このように、どんな状況、環境であっても自分が本来持っている力を発揮することができます。
▼スランプ脱出の手がかりになる
スポーツ選手なら誰しも経験のあるスランプ。スランプを経験すると何かを変えないと!と思い練習内容や普段の行動まで変化しようとします。しかし、そうなってしまうと原因が分からずに深刻なスランプに陥ることもあります。普段の練習や自分自身の行動を変えずに、好調の時と自分は何が違うのかを冷静に客観的に見ることで解決の糸口が見つかるのです。しかし、普段の練習などで自分だけのルーティンを持っていないと身体の調子などが分かりません。マイルーティンを持つことはスランプに陥ってしまった時の脱出を早める、そんな効果もあるのです。不調の時こそ、いつもと同じ動きを行い、何が弱くなっているのか、好調の時と違う何かを見つけやすくなります。
自分だけのルーティンを作ることはスポーツ選手にとって必要不可欠なことなのかもしれません。陸上の金丸選手はスタート前に金丸ダンスと呼ばれるルーティンを行います。高校生で日本選手権を優勝し、現在10連覇を果たしています。高校3年生の時と現在とスタート前の映像を確認してみると、全く同じ動きをしています。スタート前に決められた行動をすることで集中力を高め、平常心を保ち、10連覇という偉業を達成しています。試合のルーティン、練習のルーティンを作ってみませんか?きっとあなたの味方となり活躍してくれるでしょう!
※動画は金丸選手の2012年静岡国際決勝の映像です。スタート前の金丸ダンスを確認することができます。「kidextenjyu」様の作品です。
投稿者:みっちまん全日本インカレ 8位
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