腕をよりうまく使うために。胸椎の可動性を高める「オープンブック」
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
腕をよりうまく使うために。胸椎の可動性を高める「オープンブック」
こんにちは、PRPの佐々木です。
今回から自分が現在働いている大学野球チームのピッチャー達にピッチング前もしくは後にさせている怪我予防のためのエクササイズを一つずつ紹介していきます。
今回は胸椎の可動性を上げるためにしているオープン・ブックです。
野球以外のスポーツにもとても有効なので一度行ってみてください。
○目的:
胸椎の可動性を上げる
○方法:
1.横になって、上の足と股関節を90度に曲げる
→上の足はフォームロールなどに載せておくとやりやすい
→クッションを頭の下に置くとやりやすい
2.上の肩が下の方の前上に来るようにして、両腕をしっかりと伸ばす
3.ここからを腕を上げて、胸を広げていく
4.この時に動いている手を目で追っていく
5.膝がフォームロールから離れる手前で手を止めて、5−10秒ほどそのままにする
6.ゆっくりと元の位置に戻してみる
○効果:
ピッチング、投擲など投げる動作や、テニスのサーブやバレーのアタックのように手を頭の上に持って行く動作に必要な胸椎の可動性を上げることができる
○注意点:
必ず選手が安全にできる所でする。
痛みが出る場合は、一度止めて原因を究明する。
この動画は「Performance Restoration Project」の作品です。
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筆者:
佐々木優一
☆MS.,ATC.,LAT., NASM-PES。BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)。
アメリカで活動を行っており、テネシー州Lee Universityの野球チームをメインに
幅広く学生アスリートの怪我の予防プログロムの作成やリハビリなどを担当。
➣詳しいプロフィールはこちら;
https://performancerestoration.wordpress.com/profile/
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投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
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